投稿者「スタッフ」のアーカイブ

NIKEスカウトプロジェクト THE CHANCE のアップデート その2

週末に早々にアップデートさせてもらったNIKEスカウトプロジェクト「THE CHANCE」。

イギリスにあるNIKEアカデミーでの様子や、プロジェクト終了パーティでの様子をご覧ください。

練習風景です。

Before game2

Before game1

 

NIKEアカデミー選抜とTHE CHANCE最終選考者との試合の様子です。

Game3

Kinoshita

 

木下選手は後半から出場で、14番をつけています。

そして、最終選考者へのインタビューの模様です。

interview2

 

そして、表彰式のあと、最終選考者全員で記念撮影が行われました。

Participant awards

 

前列中央が木下選手です。選考の結果については、NIKEからの発表をご覧ください。

みんな、がんばれ!!

 

CEサバデル vs シェレス 2013年2月24日の結果

CEサバデルはシェレスとアウェイで2013年2月24日午後9時(日本時間2月25日午前5時)対戦しました。

62分にCEサバデル10番:Juvenalがレッドカードで退場となり、10人での戦いを強いられながら0対0のままロスタイムに突入しました。

日本では、TV放送やライブ放送がないので、インターネット状でのテキストをベースにしたアップデートを見ながらの観戦!?でしたが、なかば諦めていた瞬間・・・・  試合終了の表示と同時にサバデルに1点が加えられていました!!

うぉーーー!!と超テンションがあがりました。やった!!

と午前6時40分頃に関係各位にメールをしていたとき、ふと不安になりました・・・

「この手の情報ってよく間違いがあるよな・・・、誰の得点かまず、確認しよう」

「E. Galan(o.g.)」と表記されていて、

「はて、うちにはGalanという選手はいないけど・・・ まさか、シェレスが得点で表記間違い!?」

とドキッとしましたが、Facebook等で確認するとシェレスのGalan選手のオウンゴール(自殺点)だということがわかりました。

あ、そういえば、o.g.ってOwn Goalの略なのね・・・ っと思いながら胸をなでおろしました。

で、われらがサバデルが勝ち点3をいただいたことを確認して、今週のリーグ戦の結果をまとめると・・・・・

順位 チーム名 勝ち点
1 エルチェ 61 18 7 2
2 アルメリア 49 14 7 6
3 ジローナ 45 13 6 8
4 アルコルコン 45 14 3 10
5 FCバルセロナB 42 12 6 9
6 CEサバデル 42 12 6 9
7 コルドバ 41 11 8 8
8 ヴィジャレアル 41 10 11 6
9 ラス・パルマス 41 11 8 8
10 レクレアティーヴォ・ウエルヴァ 40 12 4 11

勝ち点3を加えて、上位チームの潰しあいも手伝って、10位から6位へジャンプアップ!!

入れ替え戦内に突入です!

FCバルセロナBが勝ち点が同じ42ですが、得失点差で5位にいます。前回ご説明しましたが、FCバルセロナはトップチームがプリメーラにいますので、昇格資格がありません。よって、サバデルは昇格圏内争いでは、実質5位に位置しています。

自動昇格が決まる2位との勝ち点差は73位のアルコルコン、4位のジローナとの勝ち点差は3です。

2012-2013シーズン残り15試合、どんどん面白くなっていくと思います。プリメーラ昇格を目指して!!

頑張れ!サバデル!!

NIKEスカウトプロジェクト 「THE CHANCE」のアップデート

先日ご紹介したNIKEプロジェクト「THE CHANCE」の記事に引き続き、CEサバデル関係者からのアップデートです。

このスカウトプロジェクトは全世界の約10万人のU-18のサッカー選手から16人を選抜して、2013年1月末からイタリアとイギリスで最終選考を実施するというものです。今、現在、このプロジェクトの最後のレセプションが行われていて、まさに最終選考を勝ち残った選手が発表されているところです。

Reception2

 

我々のテーブルです。

Reception1

 

最終選考の最後のプログラムは、イギリスにある「NIKEアカデミー」で、NIKEアカデミーの選抜チームとの試合でした。最終的に、16名の選手から3名が選ばれて、この「NIKEアカデミー」に1年間無償で入学することができて、そこからプロ選手になることを目指すことになるようです。

Jacket

 

最終選考に残った3名に与えられるNIKEジャケットです。

最終選考に残った3名については、NIKEさんとの約束でまだ、公開できませんが、日本から参加している木下選手がどういう結果になるか楽しみですね。

木下選手も勿論、出場したNIKEアカデミー選抜との試合の様子については、別途アップデートします。

お楽しみに!

Makotoコーチのサバデル通信 2013年2月20日

2013年2月20日  「トレーニングの違い」

サバデルに合流して約1カ月、今まで在籍したチームや見てきたトレーニングとサバデルで行われているトレーニングは大きく異なっています。文字や図面だけで説明するのは難しいくらいサバデルのトレーニングはとても展開が早く、次から次にプレーが続くので、トレーニングが始まって4,5分はどういう約束事でトレーニングが行われているのか理解できないほどです。

018

 

1つのプレーで3つ、または4つの必要なアクションが組まれており、選手たちは自分の役割がどんどん変わっていくことに対応しなければなりません。スペイン人のコーチは、選手たちに常に「cambio de chip( 頭の中のチップを変えるんだ)」と促します。

トレーニングでは、プレーが終わった後でもローテーションの順番が決まっています。誰かが間違えてしまうとそのトレーニング自体が成り立たなくなってしまうこともあります。確かに、サッカーの試合中、選手たちはパスを出したら次のポジションに正しく移動しなければなりません。そのポジショニングがゲームの展開に非常に重要であり、試合の結果を大きく左右します。たとえ、それがトレーニングであっても、選手たちはプレーが終わった後でも常に考えて行動しなければならないように考えられています。

015    

プレーしている選手、プレーが終わった選手、めまぐるしく変化する状況にすべての選手が集中していなければトレーニングを続けることができません。プレーの流れを読み取って、考えて、決断することをトレーニング中は常に要求され続けます。トレーニングの内容は、技術、戦術、フィジカル、認知力、集中力、システムや攻撃、守備のチームフィロソフィーで構成されており、コーチングスタッフのアイデアがたくさん組み込まれています。

008011012

7,8才の子供たちが10年間このようなトレーニングを積み重ね、毎週末公式戦を戦い成長していったら・・・本当にすばらしい選手が育成できると感じます。日本の子供たちがCEサバデルの育成プログラムの中で成長したらどうなるのか、ぜひ日本のサッカー少年に体験してもらいたいと思います。

独記者が宇佐美の将来に疑問符 「このままでは完全移籍は困難」

サッカーキングに表題の記事が掲載されています。

宇佐美選手の語学力についての記事で、

「“言葉の問題”によりベンチ入りすらかなわない時期も経験した。
今冬にマルコ・クルツが監督に就任したことで、再び出場機会を得るようになった宇佐美だが、グリューナー氏は「好不調の波が激しく、信頼を置ききれない」と指摘。宇佐美の語学力が十分ではないため、周囲と満足なコミュニケーションを取れないことが飛躍の妨げになっているとの見解を示した。」(記事抜粋)

とあります。

Jリーグからブンデスリーグには、10名以上の日本人選手が渡っていますが、言葉の問題で苦労して活躍できない選手は少なくありません。実は、ブンデスリーグでは、「ピッチ上に通訳を入れるのは試合の雰囲気が乱れる」ということを理由に、良しとしないという習慣でした。

ところが、2010年にブンデスリーグ:ドルトムントに移籍した香川選手が言葉の問題を抱えていたことがきっかけで、当時のドルトムント監督:ユルゲン・クロップは、それまでの慣例に反して、通訳をピッチに入れることをよしとし、香川選手がパフォーマンスを発揮できる環境を整えました。

その後の香川選手の活躍は、みなさんがご存じのとおりで、ブンデスリーグでは、香川の件をきっかけに「コミュニケーションができない選手には通訳をつける」という流れができつつあるとのことです。

しかしながら、例えば、柏からハノーファーに移籍した酒井宏樹選手は、移籍直後には通訳がつきませんでした。そして、パフォーマンスが出ずに苦労していることについては、このブログでも取り上げたことがあります(こちらを参照)。おそらく、宇佐美選手にも通訳がついていないのではないかと思います。幸いかどうかわかりませんが、今年から、チームは酒井選手のために通訳をつけるようになったそうです。

では、宇佐美選手にも通訳をチームがつければいいという話になるでしょうか?チームにとっては、雰囲気の問題は別にしてもコストの問題があります。チームにとってはより、負担が増えますよね?それで、パフォーマンスが向上するという保証になるなら別ですが、パフォーマンスが上がらなければ、契約を解除する立派な理由になります。宇佐美選手の場合は、レンタル契約の解除ですね。

レンタルが解除された場合、宇佐美選手に興味を示すチームもあるでしょうが、ヨーロッパのチームにとっては「宇佐美選手は、言葉の問題でパフォーマンスが発揮できなかった選手」というレッテルがついています。それを払しょくするだけのパフォーマンスが必要になるのです。

通訳の準備というよりも、移籍前及び移籍後に適切な語学学習プログラムを受入の体制として準備しておくことが、クラブにとっても選手にとっても大切だと、また感じる記事です。