月別アーカイブ: 2013年12月

レアル・マドリード・ファンデーション キャンプ2013冬の終了

2013年冬のレアルキャンプの最終日が12月28日でした。

冬晴れのなかで日が当たっているところは暖かいですが、日蔭は底冷えがする一日でした。そんな天気の中、小さな選手達は一生懸命、頑張っていました。

まずは、簡単なボールを使ったアップから・・・

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そして、段々、ゲーム形式の練習に移行していきます。

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ポジショニングの確認や、声をだして考えさせることを中心に指導が進みます。どの選手たちも、3日間の最終日ということで、コーチや一緒に練習する選手同士にも慣れ、すっかり前からの知合いのような雰囲気になっているところが不思議です。これもサッカーが繋げる魅力だと思います。

そして、DSC_5358

最後に修了証書を授与されて、3日間のキャンプを終了しました。

この中から、何名かの選手は来年の春にマドリードの専用練習場で、「チャレンジキャンプ in スペイン」に挑戦することになると思います。きっと素晴らしい経験になると思いますので、選ばれた選手は、体調を整えて、しっかりと準備しておいてくださいね。

みなさん、お疲れ様でした!!

 

1月6日にクリスマスプレゼント!?

我々にとって、12月24日、25日はクリスマスイブ、クリスマス。ちょっとしたイベントとして、クリスマスは日本文化のなかに浸透して随分と時間が経っていますね。クリスマスにはサンタがやってきてプレゼントをくれる。朝起きると、モミの木の下にプレゼントが置いてある・・・ なーんて、ことを子供のころに聞かされて、信じた人も信じなかった人もいると思います。

キリスト教圏では、クリスマスには主に家族と過ごし、クリスマスツリー常緑樹で、一般にモミの木)の下にプレゼントを置く。プレゼントを贈る気持ちである「」の日でもある。

クリスマスツリーの習慣は、中世ドイツ神秘劇アダムとイヴ物語を演じた際に使用された樹木に由来している[11]。またクリスマスツリーに飾りつけやイルミネーションを施す風習は19世紀以降のアメリカ合衆国で始まったものである[11]

サンタクロースは、キリスト教の聖人である奇蹟者聖ニコライ(ニコラウス)の伝説が起源とされる。」(Wikipediaから抜粋)

Wikipediaではこのように説明されていますが、つまり、モミの木が使われるようになったのは、中世ドイツが始まりとされ、モミの木のデコレーションは19世紀のアメリカで始まったようですね。つまり、クリスマスは、地域によって習慣や考え方が異なるという事。

実は、このことを実感したのがスペインでの次のような出来事。

選手たちが、サラゴサ(12月14日)とテネリフェ(12月21日)に連勝したあと、「次の試合:レアルマドリードカスティージャ(1月4日)に勝ったら、特別連勝ボーナスが欲しい」と騒ぎ始めました。また、いつもの悪ふざけかな?と思っていたら、新強化部長のアントニオ・ゴルディージョが、

ゴルディージョ:「確かに、勢いをつけるためには、効果的な方法だよ。なんたって、次の試合のあとはクリスマスだから、選手たちも何かと物入りなんで、頑張りが違うはずだよ。」

私:「うん!? クリスマス?」

ゴルディージョ:「そう、クリスマス。選手達は、子供や恋人にプレゼントを買わなきゃいけないでしょ?だから、お金がいるから、それを稼ごうと、試合で頑張るよ。サッカー選手はゲンキンだからね(笑)」

私:「え?だって、クリスマスは12月25日だから、つまり、今すぐにボーナスを出して、1月4日の試合に勝て!って話!?」

ゴルディージョ:「え? クリスマスプレゼントをあげるのは1月6日でしょ?だから、試合のあとだよ。」

私:「へ? クリスマスプレゼントは12月25日でしょ?1月6日なんて、お正月あとじゃない」

ゴルディージョ:「1月6日は、キリスト教でいう東方三賢者が、イエスキリストの誕生を祝ってプレゼントを持ってきた日でしょ。だから、スペインでは、この日をお祝いの日にして、みんなにプレゼントをあげるんだよ。」

私:「あ、そうなんだ。サンタがプレゼントをもってくるんじゃないんだ・・・」

ということを体験しました。そっかぁ・・・だから、1月4日の試合に勝ったら、特別ボーナスが欲しいって話になったんですね。

でもね、本来、もともと11月に3連敗なんかしなかったら、こんな大騒ぎしてないわけで、3連勝したからボーナスって話も、ほんとうなら「これでチャラ!」って話でしょ。

「1部に昇格したときの特別ボーナスから引きます!」か、「連敗したら罰金」って話と併せ技じゃないとフェアじゃないよなぁ・・・

っていうか、サポートしている我々も特別ボーナスもらいたいくらいなんですけど!!

 

 

レアル・マドリード・ファンデーション・キャンプ 2013冬

レアル・マドリード・ファンデーション キャンプ 2013冬が、今年も12月21日‐23日までの3日間と12月26日‐28日までの3日間、味の素スタジアム横の多目的運動場で開催されています。

昨年の西が丘開催同様、冬の寒い中での開催となりますが、小さな選手達は、元気よくフィールドを駆け回っています。

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去年のレアルキャンプ夏に参加して、今年の10月にレアル・マドリードのカンテラに入団が決まったピピ(中井卓大くん)が、第二日程のキャンプに参加しに来てくれました。

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去年から比べると体も大きくなり、シュートやパスもどんどん力強くなっています。もちろん、ドリブルは天下一品のままです。

ピピが参加してくれることで、きっと他の参加している選手にとってもいい刺激になっていると思います。

明日、明後日と寒くて、すこし雨が降るかもですが、体調に気を付けて頑張ってください!!

第19節 テネリフェ戦を終えて

12月21日のテネリフェ戦で2013年の最終戦を終えました。シーズンの折り返しまで、残り2試合(1月4日 vs レアルマドリードB、1月11日 vs ウエルバ)です。サラゴサ、テネリフェに2連勝して、まず、順位を確認すると

1225-12となり、サバデルは勝ち点24で15位に位置しています。しかし、24点に4チーム、降格圏最上位のFCバルセロナBと勝ち点差1と、まだまだ厳しい状況にいます。

対戦相手 勝敗 勝ち点 3試合の勝ち点合計 12月25日時点の順位 対戦相手の順位合計 勝ち点の重み
Mallorca 3 3 7 17 18%
Ponferradina × 0 9
Coruna × 0 1
Alaves 1 4 22 32 13%
Eiber 3 4
Numancia × 0 6
Jaen 3 5 14 39 13%
Girona 1 20
Las Palmas 1 5
Cordoba × 0 3 12 30 10%
Lugo × 0 10
Murcia 3 8
Sporting × 0 0 2 31 0%
Alcorcon × 0 13
Hercules × 0 16
Mirandes 3 6 18 48 13%
FC Barcelona B × 0 19
Zaragoza 3 11
Tenerife 3 3 17 41
RM Castilla 21
Huelva 3

監督が交代してからの4試合は、3勝1敗と好調ですが、この分析表を見てわかる通り、ミランデス、バルセロナ、サラゴサ、テネリフェは下位チームとの戦いですから、勝って当然と言えば当然。次節レアルマドリードBは、下位チームであり、ホームゲームですから、勝って勝ち点3をとり、そして、現在3位のウエルバはアウェイですから、少なくとも引き分けに持ち込んで、勝ち点28以上で前半を折り返して、後半にのぞみを繋ぎたいと思います。

シーズン後半の初めは、ご覧のとおり、上位チームとの対戦で、アウェイ、ホーム、アウェイの厳しい状況です。勝ち点を稼ぐことが難しい状況が予想できるので、なおさら、次節レアルマドリードBとの試合は確実に勝ち点3を取っておかなければなりません。

2014年開幕戦、非常に重要な試合です。みなさん、是非、応援下さい!!

がんばれ! サバデル!!