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ツバサのカップ戦奮闘記 第2弾! 初ゴール!?

6月15日(土)にツバサはCEサバデルの一員として、再びカップ戦に出場しました。本当に公式戦終了後のこの時期には、いたるところでカップ戦が開催されていて、腕試しをするにはほんとにちょうどいい時期になります。

CEサバデルとツバサが参加したこのカップ戦は「第8回 JAUME TUBAUトーナメント」といいます。開催された場所は、なんと、以前、BLOGでもお伝えしてた隼人が所属しているJUNIORのグランドでした。

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スペイン代表のユニフォームを着て、すっかりスペインを楽しんでいる雰囲気が満載のツバサです。しっかり、活躍してくれればいいのですが、どうなることやら。

そんなこんなで、まず、出場チームの記念写真を撮影しました。

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そして、また、バルサのアレビン Bチームもこの大会に参加しています。毎週、バルサと試合ですか・・・

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そして、トーナメントの開会式前の様子です。とてもたくさんのチームと子供達、そして親が参加していますね。617-17

予選グループの1試合目はジローナFC。ツバサは後半から出場しました。

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まだまだ、元気十分のツバサ。 617-13 617-12

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コーチから指示を受けていますが、まだまだマコトコーチの通訳に頼りっきり。はやく、言い返せるくらいスペイン語を上達してください。

そして、この試合でツバサは、サバデルの選手として初ゴールを記録し3-0の勝利に貢献しました。やったぁ~~ ツバサ!でも、コーチが試合に夢中で初ゴールの写真は残念ながらありません・・・・

予選グループ2試合目はジュニオールAと対戦、つばさは後半から出場しましたがサバデルのDFラインでのミスが続き5失点して0-5と敗戦しました。

3試合目はヒムナシティク マンレイサと対戦で準決勝を掛けた試合、この試合も後半から出場しました結果は1-1の引き分けで準決勝に進出しました。

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準決勝の相手はFCバルセロナ アレビンBチーム。

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ツバサは前半から出場しました。しかし、残念ながら0-4で敗戦です。ツバサ曰く、「バルサはやっぱり強い・・・ やばいけど、次は勝てるように頑張る!」だそうです。そうそう、それが、日々の努力につながら、何かをしっかりつかむことになるでしょうから、モチベーション高く頑張って下さい!!

そして、3位決定戦にツバサは後半から出場して、3-0の勝利に貢献して3位という結果でこの大会を終了しました。

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だんだんチームと一緒にいるのが絵になってきたツバサです。

そして、こちらはホームスティファミリー宅での様子。

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素敵な家で、なんか羨ましい・・・・ 私の家の何倍あるんだろう・・・・ こんなお庭もあったり

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私ならゴルフのアプローチ練習場にしますが・・・、それはさておき、ここで兄弟たちとサッカーして遊ぶんですね。そして、ツバサがゆっくりと疲れを癒し、そして勉強に励む

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ツバサ部屋です。ピカチューのポスターが気になりますが、そのうちスペイン女性のポスターに変わることでしょう!?

今週の半ばに一時帰国するツバサ。お母さんのご飯が早く食べたいとニコッとした笑顔が印象的でした。11才の君と家族の決断、あとで振返ってよかったと思えるように我々も精一杯サポートします!

がんばろうぜ! ツバサ!!

あなたの心のオアシスは?

やるべきことがたくさん重なって、わずか2週間で社長と共にサバデルに再び戻りました。まぁ、ご存知の方も多いと思いますが、いろいろ整理がつけば社長が経緯をほとんどオープンにすると言っていますので、それまでお待ちください。なんせ、まっすぐに行くもんで、こちらもフォローが大変です。トホホ・・・・

本題に入る前に、みなさん、こういうのご存知です?ドキドキで、写真におさめてみました。

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男子トイレで、「便器に向けてアイフォンで写真をとってる男」って、ある意味捕まりますよね!?そのリスクを冒してまで、みなさまに伝えるために激写した、E+Uスタッフの渾身のショットです。お楽しみください!!

と、熱くなりすぎましたが、これはオランダのアムステルダムのトイレの写真です。ドイツやイタリアでも比較的よく見る光景なんですが(スペインではあまり見たことがありません)、黒い点は何に見えますか?

実は、「ハエ」の絵が描いてあるのです。日本では、男子トイレに、まれに「的」が書いてることがあるのですが

616-8 いかにも「的」って感じがじゃないですか? 国が変わるとそれがハエになるんですね。「トイレを綺麗につかってもらうために!」というコンセプトは同じなのですが、遊び心の表現の仕方が異なりますね。

まぁ、それはさておき、梅雨空の日本とは違い、いつものようにカラッと晴れているスペインの朝。

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今日もなにかいいことがありそうな予感!?がするすがすがしい朝です。そんななか、ホテルでこんな感じで朝ご飯を食べますが、

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気づきましたか?コンチネンタルブレックファーストな感じの中に、左下のカップにはいった違和感のあるスープ・・・・

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「ジャーーーーーン」、みなさんご存知の永谷園のお茶漬け海苔です。

こいつが、ほんとに手軽な美味しいスープに早変わり。

社長: 「まぁ、いいから飲んでみろ」

私: 「ご飯もないのに、お茶漬けですか?しょっからくて飲めないでしょ。ありえないっすね・・・」

社長: 「ばーか、騙されたと思って飲んでみろよ。業務命令だ!!」

私: 「パワハラじゃないっすか。ありえないっす!!」 ズズズズ・・・・うん、!?

私: 「あれ、うん!?、うまい・・・・」

社長: 「だろ!?お茶漬けのりは8袋入りで200円強、コーンスープとかほかのレトルトの味噌汁は8袋だと結構高い300-500円位するんだよ。一袋30円くらいで、この幸せ感・・・CP(コストパフォーマンス)高いでしょ!!」

確かに・・・ 驚くほど、こやつ使えます。みなさんも、海外出張や海外旅行のときに、旅と心のお供にすることをお勧めします。

ちなみに、社長は、今回の出張にこんなものを持参しています。

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どれも、海外で心が寂しくなった時の、大切な「癒しグッズ」だそうです。

まず、お茶漬けは前述のとおり。となりの「香味ペースト」は焼き飯にも使えますし、お湯でとくと美味しい鳥スープに早変わり。そのとなりの「レトルトカレー」は、無条件で最高のパフォーマンスを発揮します。口を切って、パンにつけて食べるだけで、そりゃーもう、日本の食卓にトリップしますよ。ただ、パンにレトルト1袋は少し多いので、一緒にいる方々とシャアすることをお勧めします。でないとムネヤケしますよ。まぁ、周りにはカレー臭が立ち込めて、結構、ヒンシュクかもしれませんが・・・

今日もいろいろ人に会ったり、打合せしたり仕事が目白押しですが、「お茶漬けパワー」で頑張ります!

うん!? まてよ・・・・ 安っっす!? 30円でやる気にさせる社長の策略にひっかかったか!?

 

 

個人的感想 - 坂本圭介からのメッセージ

私のような経営者が、「スペイン」という縁もゆかりもない国の「国技サッカー」に携わり始めて2年が経とうとしています。あれよあれよで、サバデルの株式を取得することになってから10ヵ月。今、報道されていることとはあえて「無関係」と強調しておいて、サバデルを通してみた、スペイン2部Aと2部Bの経営についての考えと、私の考えるビジョンをシェアさせてもらおうと思います。

サバデルの歴史は1993-1994シーズンから18シーズン連続で2部Bと3部で過ごし、2011-2012シーズンで19年ぶりに2部Aに返り咲いたクラブです。

ここで知っておくべきことは 「2部B=アマチュア」、「2部A=プロフェッショナルリーグ」ということです。

つまり、2部Bは、町のアマチュアクラブ。みんなで会費を募ってユニフォームを揃えたり、遠征にでかけたり、協会への登録費用を払ったり。ほとんどが、経費の捻出を必死で行って、年間のオペレーション規模は約5000万円程度。

2部Aはプロフェッショナルクラブ。つまり、スペインプロフェッショナルサッカーリーグに所属して、放映権や助成金が分配され、クラブがお金を稼ぐために存在するクラブ。年間のオペレーション規模は約5億円。

2部Bのチームって、近所の町クラブなので、どういう人から会費を集め、その会費をどのように使うか。サークルの庶務さんみたいにイメージですね。ただ、サークルのように規模が年間10万円程度ではなく5000万円だから、どうしても信用できる名士(お金には困ってない、時間のあるいい人)が会長をしている傾向にあります。この場合、「経営」というよりは「管理」が仕事になるのです。

2部Aのチームは、オペレーション費用が5億円あるわけですから、それを資金として収入を増やし、選手の補強をして1部を目指すという「経営」が求められるわけです。ちなみに1部の運営資金は一番少ないチームで約25億円以上の規模となるので、2部Aと比較しても5倍以上です。

私はよくクラブ経営をレストランビジネスに置き換えて話をします。想像してみてください。年間5000万円の売上のレストランが2部Bのチーム。年間5億円の売上のレストランが2部Aのチーム。年間の営業日が300日と仮定すると

2部B = 年間5000万円 = 16万6千円/日の売上

2部A = 年間5億円 = 166万円/日の売上

一日の売上が16万6千円の店と、166万円の店では、経営者、支配人、キッチン、料理人のやることが大きく違うことが想像できませんか?

2部Bのチームの場合、それは町クラブですから、クラブ経営者は市役所のなかの食堂経営をボランティア(無給の名誉職)で任されている状況と置き換えてもらえばいいんじゃないでしょうか?チームが2部Aに昇格することは、突然、市役所の食堂がの売上が10倍になったのと同じことが起こります。おなじ料理なのに、突然、店がいつも一杯になり、客が今までの価格の5倍以上の値段を払い始めたのです。ボランティア経営者として、市役所の食堂を予算のなかで市民の胃袋を満たす経営をすればよかったのに、突然、営利目的の「レストラン」に食堂も自分自身も変わらなければならなくなったのです。

経営者は引き続きボランティアですが、いろんなことが起こります。お客を増やすために店舗を広げてみてはどうか?TVにCMを出してみては?店舗を隣町にだしてみたはどうだろう?食材は、日本から取り寄せてみては?いろいろな判断、誘惑が突然、降りかかってきます。

そういう状況の変化に、経営者自身も変わる人もいれば、変わらない人もいる。そして、その変化がレストランをさらによくする場合もあれば、ダメにしてしまう場合もある。

食堂に通っていたお客さんにもいろいろな心の変化がおきます。前の方がよかった。いや、もっと大きくいいレストランになってほしい・・・

どれが正解かはわかりませんが、私が一つ思っているのは、突然、大きく変わることではなく、我々は一緒にステップバイステップでともに進むことです。なので、来季に日本人監督、日本人GM、日本人選手2名を同時にとり、出場保証する・・・ まったく、私の構想外です。

ステップバイステップ。

サバデルの人達の1部昇格の夢に、我々の夢を重ね合わさせてもらう。それを実現したいと思います。

引き続き、応援をよろしくお願い致します。

 

 

ツバサのカップ戦デビュー!

サバデル留学準備のためにスペインを訪れたツバサ。早速、チームに合流して練習参加のあと、なんと、サバデルのチームの一員として、カタルーニャの強豪チームが参加する「カウデデウカップ(CARDEDEU CUP)」に出場しました。611-1試合会場の入口です。

611-20試合会場にエントリーするツバサ。最後からついていく感じは、まだ、なかなかとけこめてない感はありますね。そりゃそうだ、まだ数日しか経ってないんだから!?611-2開催前に、試合会場をみんなと見渡すツバサ。なんとなく、「へぇー、こんなところで試合するんだぁ~」っと遠くをみてる感じですね。そして、ロッカールームに行って、いざ、着替えて試合前のミーティングです。

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ロッカー前のチーム案内表示。ちなみに隣はバルサです。611-3今はまだ、もくもくと着替えるツバサですが、すぐにスペイン語で談笑しながら着替えることになるでしょう!611-5サバデルツバサのできあがり!! そして、試合前の練習にピッチへGO!!611-21

611-6試合前の練習を終えて、第1試合:FC CAUDEDEU-Aとの対戦。ちょっと初めての経験で緊張気味な感じですね。611-10 611-8そして、試合のためピッチに向かっていざ出陣。隣のピッチでは、バルサとAE PRATというチームが対戦しています。611-11そしていよいよ試合開始。ツバサは前半はベンチで試合の様子を見守ります。611-12 611-22

611-13そしてハーフタイム。チームメートが集まって、コーチから指示が飛びますが、スペイン語なのでわからないまでも、何度か出てくる言葉は耳に残るようになり、マコトコーチの通訳で戦術を理解します。611-23後半にツバサはFWで出場しました。611-24残念ながら結果は0-2で敗退となりましたが、無事、サバデルの一員としてのデビューを飾ることができました。試合結果ですが・・・・ こんな感じで管理されています。スペインぽいですかね!?611-14そして、二試合目目はAE PRATとの試合でした。ツバサはFWとしてフル出場です。残念ながら0-1で負けてしまいましたが、ツバサは多くの得点チャンスを作ることができていました。だんだんと、慣れてきているのだと思います。そして、今日の第三試合はバルサとでした。ツバサはレアルキャンプのスペイン遠征で、レアルのカンテラチームとの対戦を4月にやっているので、わずか2か月の間にレアルとバルサの同世代チームとの試合を経験することになりました。日本ではなかなかできませんが、スペインに留学すると、こういう一段階も二段階も上の経験ができるようになりますね。611-15ピッチに向かうツバサですが、将来、君が隣のユニフォームをきてカンプノウに立っているかもしれませんね。勿論、サバデルのユニフォームで立っていてくれれば、我々としてはもっと嬉しいですが!!!611-16 611-17はじめてのバルサとの対決は、4-1と残念な結果でしたが、打倒バルサを胸に、是非、トレーニングを積んでいってくださいね。試合後にホームスティ先の兄弟と一緒の写真です。611-18さすがに3試合戦って、疲れた感じもありますが、むしろリラックスして兄弟とも打ち解けらえてとてもいい雰囲気です。

その調子で、がんばれ! ツバサ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2012-2013 リーガアデランテの終了とその結果

ながーーいシーズンを終えて、ついにその結果がでました。いいことも悪いこともある長丁場のシーズンですが、最終的には以下のような結果となりました。

順位 チーム名 勝ち点
1 エルチェ 82
2 ヴィジャレアル 77
3 アルメリア 74
4 ジローナ 71
5 アルコルコン 69
6 ラス・パルマス 66
7 ポンフェラディーナ 66
8 レアルマドリードB 59
9 FCバルセロナB 57
10 スポルティング・ヒホン 56
11 CDルーゴ 56
12 ヌマンシア 55
13 レクレアティーヴォ・ウエルヴァ 54
14 コルドバ 54
15 ミランデス 52
16 CEサバデル 52
17 エルクレス 50
18 グアダラハラ 50
19 ムルシア 47
20 ラシン・サンタンデール 46
21 ウエスカ 45
22 シェレス 30

青字 の1位:エルチェ、2位:ヴィジャレアルは自動昇格が決定

黄色 の3位:アルメリア、4位:ジローナ、5位:アルコルコン、6位:ラス・パルマスの昇格枠1つをかけたプレーオフ

赤字 の18位:グアダラハラ、20位:ラシン・サンタンデール、21位:ウエスカ、22位:シェレスは2部Bに降格

となりました。本来なら、19位のムルシアが降格の予定ですが、18位のグアダラハラがスペインプロサッカー連盟が定める、財務的指標をクリアできないために、降格が先に決定し、19位ムルシアが2部Aに残留が決まりました。

CEサバデルは、最終戦に0-4でアルコルコンに大敗し、16位でシーズンを終えました。後半戦に失速した原因を再度、分析して、来期の戦略、及びチーム編成に役立てていきたいと思います。

そして、来期から日本人選手に参加してもらえるように現在、調整中です。発表をこうご期待下さい!!

来季もまた~~~

頑張れ! サバデル!!

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「2010-2011、2011-2012、2012-2013」3シーズンの指揮をとったカレーラス監督のアルコルコン戦後の最後の記者会見です。