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第15節 CEサバデル vs エルクレス 戦の結果

CEサバデル vs エルクレス戦が11月24日(日)17時-スペイン時間に、エルクレスのホーム:アリカンテで行われました。エルクレス1

ゲームの内容はマコトに譲るとして、3-0で敗北でした。うぅ~~~ん、勝ち点が取れません・・・

前半は有利に進めるも得点チャンスをものにできず、0-0のまま後半へ。そして、後半に失点してからバタバタ・・・と・・・

エルクレス2 エルクレス3

次のホーム試合:ミランデス戦に切り替えて・・・と簡単にはなかなか言えないここ最近の状況ですが、以前の本田選手の発言曰く・・・

「誰か、名ストライカーが言ってたと思うんですけど、ゴールというのはケチャップみたいなもんだと。出ないときは出ないけど、出るときはドバドバッと出る。そういうもんやと思うし、外してるときはどうしても悲観的になりがちやけど、しっかり反省してしっかり前を向いて、自分のクオリティーを高めていきたいなと思います」

本田選手の発言の”自分”を”チーム”に当てはめて、チームとして信じてやれることをやっていくしかないですね。

チーム一丸となって辛い時期を乗り越えるためにできること・・・・ いろいろと策を練りたいと思います。

ちょっとまじめな話・・・ 2013-14シーズンの行方

さてさて・・・

昨今、スペインの地元紙及びマスコミでサバデルの現順位について、さまざまな意見が飛んでいます。勿論、20位という成績は降格圏内なので、お世辞にも褒められたものではありません。

具体的な戦略については、オープンにできませんが、戦績とこれからのシーズンの戦い方について、我々がどういう検証をしているのかをご紹介します。

まず、第14節を終えて、全42節中のちょうど三分の一が終了した状態です。

サバデルの勝ち点は15。4勝3分7敗という成績。

前シーズン(2012-13シーズン)では、

  • 昇格: 77点以上
  • プレーオフ: 66-74点
  • 降格: 47点以下

2部残留は絶対死守しなければならないところなので、何が何でも、どんなことをしても、死守するための戦略は考えておく必要があります。50点が降格しない一つのボーダーラインと捉えると、どういう戦績をこれから残さなければならないか・・・

  • 50点(ボーダーライン) - 15点(獲得点数) = 35点(これから獲得しなければならない勝ち点)
  • 35点を得るためには、残り28試合の中で、
              1. 12勝 (3点x12勝) = 36点 *  16敗
              2. 11勝2分 (3点x12勝 + 1点x2分) = 35点 * 15敗
              3. 10勝5分 (3点x10勝 + 1点x5分) = 35点 * 13敗
              4. 9勝8分 (3点x9勝 + 1点x8分) = 35点 * 11敗

負けないことが一番大切なリーグ戦・・・・つまり、11-13敗というところがボーダーラインです。残り28試合において、11敗しないように戦うことが大命題になります。

昇格圏内に入り込むためには70点がその目標勝ち点と想定すると70点-15点=55点得点する必要があり、

  1. 19勝 (3点x19勝) = 57点  *  9敗
  2. 18勝1分 (3点x18勝 + 1点x1分)  *  9敗
  3. 17勝4分 (3点x17勝 + 1点x4分)  *  7敗
  4. 16勝7分 (3点x16勝 + 1点x7分)  *  5敗

つまり、一桁の敗戦であれば、昇格プレーオフに参戦できるということ。

28試合中、5敗ならば昇格プレーオフ圏内、10敗なら残留確定

それを実現するためにどう戦うのか・・・ これが一番の問題です。前回も書いたように、サッカーはある程度のレベルにくればあとはメンタル。のこり28試合のメンタルをどう向上させていくか・・・それが戦術になります。

ストレスと成功体験

今朝から、たくさんのニュース報道がされている「日本 vs ベルギー」戦が日本時間の早朝に行われました。結果はご周知のとおり、3-2で日本の勝利でした。

柿谷選手、本田選手、岡崎選手のゴールで見事に勝利を手にしました。10月の東欧遠征の2連敗から、選手が強い気持ちと目的をもって臨んだ結果だと思います。どのスポーツも同じかもしれませんが、特にサッカーにおいては、あるレベルになると技術的要素よりは、精神的要素で左右される部分がどんどん大きくなっていきます。その点において、10月の東欧遠征の結果が、チーム全体と、新たにチームに合流して代表定着を狙う選手の精神面を強く支えていたのではないでしょうか?

ここで成長とストレスの関係について少し・・・

実は何事も成長するにはストレスをかける必用があることを忘れてはいけません。筋肉、持久力、精神力、そして学習においても、どれも「トレーニング」という名のもとに、手を変え、品を変えて、「ストレス」をかけることで成長を促しています。

では、勝ち続けることは何をチームに与えるか・・・

勝ち続けるという成功体験は、選手やチームに「定着」と「自信」を与えます。どういう状態においても、成功体験があれば、ストレスの中においても、継続をすることができるのです。

つまり、「ストレス」を与えること、「成功体験」を積み上げること、この繰り返しによって、断続的な負荷が加わり、断続的に成功体験が積みあがり、そして、成功体験が積みあがれば積みあがるほど、ゆるぎない自信に変わって行きます。

ワールドカップまで、あと半年。春の遠征でストレスがかかることになるのか、それとも成功体験を積み上げてワールドカップに乗り込むことになるのか・・・・

やきもきになりますが、それもサッカーの楽しみですね。

2013-2014シーズンの14節を終えて

CEサバデルは、11月16日のアルコルコン戦を終えて、ちょうど14試合を終えました。前42試合中の14試合なので、ちょうど三分の一を消化した状況です。

で、結果は4勝3分7敗で勝ち点15。結果は22チーム中で20位となってしまいました。

Clasification

勝ち点18だと最高13位にまで浮上する、1勝の差のなかで7チームが競い合っている団子状態とはいえ、全行程の三分の一を終えて20位という降格圏内の成績を称賛するわけにはいきません。年内に控えている残り5試合をどういう戦略で、どういう結果を残してもらうのかということについて、テクニカルスタッフと話合いながら、一丸となっていい結果を求めていきたいと思います。

本当に、紙一重のところで勝ち点を逃しているのですが、それも勝負の世界。実力が均衡していると、ほんとの勝負は、メンタル。

どうやって勝っていける波に乗るのか・・・ まぁ、日本代表でさえ、負けたり引き分けたりで大騒ぎしているわけですから、そんな簡単にはいかないですよね。

あー、サッカーは難しいや・・・

カタルーニャダービーな夜!

気が付くと時間がたっていますが、11月2日のカタルーニャダービー(FCバルセロナ vs RCDエスパニョール)をカンプノウで観戦したときのご紹介をしたいと思います。

試合開始は20時だったんですが、試合前のカンプノウはこんな感じです。両チームのファンがたむろしています。DSC_5075カンプノウの上に掲揚されている旗がたなびいています。雰囲気がとてもありますね・・・DSC_5077で、さっそくスタジアムの中へ・・・ 我々の席からみたピッチはこんな感じ・・・観客席視界せま・・・・ 2階のスタンドが覆いかぶさってきていて、グランドは奥まで見渡せるんですが、なかなかの圧迫感です。そのかわり、ぼんやり写っていますが、スタンドの裏にテレビモニターが設置されていて、オーロラビジョン他が見えないので、かわいらしいテレビモニターが代替しているということみたいです。

で、早速、ゲームですが、メッシが2年ぶりの4試合無得点記録となり、あまり動きがない試合でした。DSC_5080話題のネイマール。後ろにいる観客たちも携帯電話で、ネイマールを撮っている様子が写っていますね。DSC_5102絶不調のメッシ。そして、この後、チャージを受けて転倒したV次開脚のメッシもサービスで・・・・・DSC_5112そして、フリーキックの時のメッシとシャビ。DSC_5117

で、ここからが本当に書きたかったところなんですが、実は、昨年までサバデルのチームメートだったランサロテが、途中交代で出場しました。DSC_5120DSC_5142 15分程度の出場でしたが、友人となったランサがこの大舞台でバルサの選手たちを相手に戦っているのを応援できたことは、とても嬉しい出来事でした。

ネイマールについているランサ。ピントがずれていますが、躍動感だけをお楽しみください。DSC_5147 DSC_5148セスクに激しくチャージしてイエローカードをもらい、その後、激しくセスクとやりあうランサ。DSC_5149 DSC_5150DSC_5152DSC_5155結果、バルセロナに1-0で負けてしまったエスパニョールですが、ランサロテの気合いの入ったプレーに感動した一試合でした。DSC_5159我々、サバデルが1部に昇格することも勿論ですが、ランサロテのように、サバデル出身の選手がたくさん1部の名門チームでプレーできるようになればいいと思いますね。

ナイスプレー、ランサロテ!!

ただ、カンプノウからの帰りは、大渋滞で電車もタクシーもつかまらず・・・ 大変でした・・・帰路1 帰路2

サバデルが1部に昇格すれば、カタルーニャダービーの一角を担うことになります!夢は広がるなぁ~~~~