ちょっとまじめな話・・・ 2013-14シーズンの行方

さてさて・・・

昨今、スペインの地元紙及びマスコミでサバデルの現順位について、さまざまな意見が飛んでいます。勿論、20位という成績は降格圏内なので、お世辞にも褒められたものではありません。

具体的な戦略については、オープンにできませんが、戦績とこれからのシーズンの戦い方について、我々がどういう検証をしているのかをご紹介します。

まず、第14節を終えて、全42節中のちょうど三分の一が終了した状態です。

サバデルの勝ち点は15。4勝3分7敗という成績。

前シーズン(2012-13シーズン)では、

  • 昇格: 77点以上
  • プレーオフ: 66-74点
  • 降格: 47点以下

2部残留は絶対死守しなければならないところなので、何が何でも、どんなことをしても、死守するための戦略は考えておく必要があります。50点が降格しない一つのボーダーラインと捉えると、どういう戦績をこれから残さなければならないか・・・

  • 50点(ボーダーライン) - 15点(獲得点数) = 35点(これから獲得しなければならない勝ち点)
  • 35点を得るためには、残り28試合の中で、
              1. 12勝 (3点x12勝) = 36点 *  16敗
              2. 11勝2分 (3点x12勝 + 1点x2分) = 35点 * 15敗
              3. 10勝5分 (3点x10勝 + 1点x5分) = 35点 * 13敗
              4. 9勝8分 (3点x9勝 + 1点x8分) = 35点 * 11敗

負けないことが一番大切なリーグ戦・・・・つまり、11-13敗というところがボーダーラインです。残り28試合において、11敗しないように戦うことが大命題になります。

昇格圏内に入り込むためには70点がその目標勝ち点と想定すると70点-15点=55点得点する必要があり、

  1. 19勝 (3点x19勝) = 57点  *  9敗
  2. 18勝1分 (3点x18勝 + 1点x1分)  *  9敗
  3. 17勝4分 (3点x17勝 + 1点x4分)  *  7敗
  4. 16勝7分 (3点x16勝 + 1点x7分)  *  5敗

つまり、一桁の敗戦であれば、昇格プレーオフに参戦できるということ。

28試合中、5敗ならば昇格プレーオフ圏内、10敗なら残留確定

それを実現するためにどう戦うのか・・・ これが一番の問題です。前回も書いたように、サッカーはある程度のレベルにくればあとはメンタル。のこり28試合のメンタルをどう向上させていくか・・・それが戦術になります。