7月30日に株主総会を実施した翌日の7月31日（水）、新取締役陣の発足、およびクラブのビジョンについて、取材をたくさんうけることになりました。スペイン語、またはカタルーニャ語のサイトになりますが、スペインでの反響の大きさに本当に驚かされます。

Diario As: . http://as.com/diarioas/2013/07/31/english/1375298032_029713.html

La Xarxa:  http://www.laxarxa.com//noticia/el-sabadell-inicia-la-presidencia-de-keisuke-sakamoto

Diari Ara:  http://www.ara.cat/esports/futbol/2a_divisio/CE_Sabadell-Sakamoto-nou-president_0_965903571.html

El 9 Esportiu:  http://www.el9.cat/nel9/article/8-esports/52-futbol-catala/667064-sakamoto-des-de-la-distancia.html?piwik_campaign=rss&piwik_kwd=mespubEl+9+Esportiu&utm_source=rss&utm_medium=mespubEl+9+Esportiu&utm_campaign=rss

Ràdio Sabadell. http://www.radiosabadell.fm/Noticies/Keisuke-Sakamoto-En-un-periode-de-dos-o-tres-anys-vull-pujar-el-Centre-d-Esports-Sabadell-a-Primera-Divisio

El 9 Esportiu: http://www.el9.cat/nel9/article/8-esports/52-futbol-catala/667303-comencaran-des-de-la-base.html?piwik_campaign=rss&piwik_kwd=mespubEl+9+Esportiu&utm_source=rss&utm_medium=mespubEl+9+Esportiu&utm_campaign=rss

La Vanguardia: http://www.lavanguardia.com/local/sabadell/20130731/54379035049/sakamoto-quiere-convertir-ce-sabadell-grande-futbol.html

インタビューが掲載された紙面　EL9、　EL　Periodico

どの紙面においても、坂本がインタビューで応えた、経営方針、そしてチームの中長期ビジョンについて取り上げてくれています。日本のメディアでは全くと言っていいほど、取り上げられませんが。

しっかりと、チームが地元に愛されること、そして1部リーグ昇格に向けて一歩一歩、プランを実行していくことで、ソシオのみなさんの期待に応えていきたいと思います。

引き続き、サバデルの応援をよろしくお願いいたします。

すこしバタバタして報告がおくれましたが、7月30日（水）にCEサバデルの株主総会が、サバデル市役所別館で開催されました。

約50名の株主が集まりました。議事内容は

-　旧取締役陣の退任の承認

-　新取締役陣の承認

です。株主それぞれに、賛成、反対、棄権の3枚の札が配られて、ひとつひとつの議題について決をとるという手続きをとりました。

左の写真は弊社坂本が賛成の票を掲げているところで、右の写真は投票後の集計中の様子です。写真の左端に座ってい写っている女性は、株主総会で行われた議題に対する投票を、公のものとして公認するためにNotaryと言われる公証役場から派遣されています。つまり、株主総会での議事録が公の書類として公証役場に保存されることになります。

結果、議決権をもった株主の85%が賛成で、旧取締役陣の退任及び新取締役陣の就任が承認されました。

新取締役陣は左から、堀田正人、アントニオ・サルゲロ、ドミンゴ・ロサノ、坂本圭介、イグナシオ・ルーケス、ファレス・セランの6名、そして業務の都合で取締役会に参加できなかった高橋尚輔の7名が新取締役として就任することが決まりました。

坂本が会長、アントニオ、イグナシオが副会長に就任して、サバデルの経営を担っていくことになります。

滞りなく議事進行が行われて20分程度の株主総会が終了致しました。

7月30日（火）に行われる株主総会に出席するために、サバデルに来ています。

こちらでは、FC東京とのフレンドリーマッチのことが話題になっており、FC東京とのコラボTシャツやマフラーが欲しい、どこで買えるんだ！？というお問合せをいただくという嬉しい状況になっています。紆余曲折ありますが、FC東京さんとの提携は本当に両チームのソシオが喜んでくれるものにできるんだなと思えます。

こっそりホセに挙げたコラボマフラーが、店に飾られています。

そして、新しい取締役となるイグナシオとMTGをしました。まだ40歳の弁護士兼会計事務所を経営するイケメン野郎です。

そして、ランチはカタルーニャ州のスポーツ局の人と、オリンピックセンターの借用及び今後の相互協力について話し合いをしました。そこで、話をしていると、突然、後ろから声をかけられて

「日本との提携でクラブが発展していくことを本当にうれしく思ってます。感謝の気持ちを込めて、昨日、サバデルが私と同じで大好きな弟のためにつくったオリジナルのタオルがあるので、是非、これをプレゼントさせてください！！」

同席したGMのモンクルースから、「勝手にロゴを使って作成してはいけないんだよ」と注意をして、「販売目的でないから今回は大目に見ます」と前置きをしたうえで、上のようなバスタオルをいただきました。

本当に、日本の国旗とカタルーニャの州旗を並べて、サバデルを応援しようということをひとりのソシオの方がやってくれていることに本当に驚くと同時に、間違っていないんだなと感謝の気持ちでいっぱいになりました。本当に、協力して一緒に1部昇格を目指したいと思います。

そして、ランチのあとはバルセロナに移動して、LFP（Liga Nacional de Futol Profesional）：スペインプロサッカー協会の会議に出席しました。議題は、スポンサー収入が減っているプロチームに、協会としてどういうサポート活動をしていくかという内容でした。

詳しい内容はご紹介できませんが、感じたのはやはり普通のビジネスにおける会議となんら変わらないという事。世界最高峰リーグとうたわれれているLFPでさえ、流れる時代に対応するために自ら変革を模索し、そして既存の約束事や慣例と常に対峙してベストの解決案を探しているんですね。

LFPのハビエル会長です。「LFPの発展に是非、貢献してほしい」と大変歓迎いただき、他の21チームの会長やGMの方々もとても快くオープンにお話をしていただけました。同じリーグを戦い、運営していく仲間として受け入れていただきとても感謝しています。

そして、会議終了後、有志で食事に出ることになり、ほとんどのチームのGMや会長の皆さんが参加することに。そして、ホストはカタルーニャのチームであるサバデルとなりました。さて、店をどうするか・・・なんて、いつもの営業みたいなことを考えながら、港のそばにある行きつけのトニーの店に予約をすることに（といっても、ここくらいしか知らない・・・）。電話をすると

トニー：　「ほぼ満席だよ。2-3人ならなんとかするよ」

私：　「言いにくいんだけど、16人。なんとかしてよ」

トニー：　「おまえはいつもそうだよ、馬鹿なのか？2-3人ならっていってるだろ」

私：　「いや、わかってるけど、今、LFPの会議にでていて、カタルーニャのチームとしてホストしなきゃいけなくなったんだよ。各チームの会長やGMがいるしなんとか頼むよ・・・」

トニー：　「まったく・・・　いいよ、わかったよ」

てな感じで、むりくり入れていただきました。トニー、サンキュー！！そして、夜のバルセロナの港にあるトニーの店へ。まったくの偶然ですが、トニーの店には元サバデルでプレーしてくれていた指宿選手が食事に来ていました。我々は初対面だったのですが、声をかけて記念撮影。本当に、奇遇ですが、嬉しいサプライズでした。指宿選手は、今年からバレンシアのBチームでプレーすることが決まっています。

そしてバルセロナの濃い夜は、どんどんふけていくのでした。ちなみにこれは夜中2時前です・・・

CEサバデル vs RCDエスパニョールのダイジェスト動画がアップされています。草民の活躍、コリャンテスのゴールシーン等、ご覧になれます。是非、チェック下さい！

http://www.youtube.com/watch?v=9WmnXDR_M9I&feature=c4-overview&list=UUBgsoKDw97pQsmgDuyCgBnQ

2013年7月27日午後9時からサバデルのホーム：ノバ　アルタ　クラウにて、RCDエスパニョールとプレシーズンマッチが実施されました。

サバデルにとっては、FC東京戦に次ぐ今シーズン2回目のゲームでした。

エスパニョールには、昨シーズンまでサバデルに在籍していたランサロテが移籍して出場しています。あとから、草民に聞いたのですが、やっぱり、うまかったそうです。

しかぁし！　サバデルは、試合開始16分で、コリャンテスのゴールで先制。

そして、なんと、また36分：コリャンテスのこの日2点目のゴ～～～ル。

２－０で前半を折り返します。

後半は、若手選手やサブの選手に出場機会を与える形でゲームを行い、1点を失って２－１となりましたが、そのまま試合終了を迎えました。

プレシーズンマッチといいながら、2012-13シーズンを1部で13位だったRCDエスパニョールに勝利したわけですから、今シーズンは期待していもいいのではないでしょうか！？

草民は、この試合、すくなくとも2度、得点チャンスがありましたが残念ながらチャンスをものにすることができませんでした。試合後、聞いてみると、1度目は、トラップして落ち着いてシュートすればよかった・・・、2度目は思い切ってダイレクトでシュートすればよかった・・・とのこと。両方とも、逆じゃない！！　でも、日本とはサッカーが違うので、やっていてとても面白いとのこと。日本では、点を取られないためにディフェンスに戻れという意識が強いが、サバデルでは、守りはいいから、攻めて攻めて、点を取ってこい！という意識がチーム内にあるようです。その環境で、どんどん成長してもらいたいと思います。

そして、試合後にハビ監督のインタビュー

まだプレシーズンで色々な戦術を試している段階なので、なんとも言えないが、今日のゲームはとてもよかったとのこと。この調子でリーグ戦も勝ち進んでほしいですね。いいスタートダッシュを期待したいです。

ご存知のかたもいるかと思いますが、2013-14シーズンの開幕戦は、マジョルカをサバデルのホームで迎えて戦います。家長選手は、チームに戻って、プレシーズンゲームでは、出場しているようなので、開幕戦に出場してくる可能性も十分にあるようです。スペイン2部リーグの2013-14開幕戦は、日本人対決が見られるかもですよ。こうご期待！！

がんばれ！　サバデル！！