7月30日(火)に行われる株主総会に出席するために、サバデルに来ています。
こちらでは、FC東京とのフレンドリーマッチのことが話題になっており、FC東京とのコラボTシャツやマフラーが欲しい、どこで買えるんだ!?というお問合せをいただくという嬉しい状況になっています。紆余曲折ありますが、FC東京さんとの提携は本当に両チームのソシオが喜んでくれるものにできるんだなと思えます。
そして、新しい取締役となるイグナシオとMTGをしました。まだ40歳の弁護士兼会計事務所を経営するイケメン野郎です。
そして、ランチはカタルーニャ州のスポーツ局の人と、オリンピックセンターの借用及び今後の相互協力について話し合いをしました。そこで、話をしていると、突然、後ろから声をかけられて
「日本との提携でクラブが発展していくことを本当にうれしく思ってます。感謝の気持ちを込めて、昨日、サバデルが私と同じで大好きな弟のためにつくったオリジナルのタオルがあるので、是非、これをプレゼントさせてください!!」
同席したGMのモンクルースから、「勝手にロゴを使って作成してはいけないんだよ」と注意をして、「販売目的でないから今回は大目に見ます」と前置きをしたうえで、上のようなバスタオルをいただきました。
本当に、日本の国旗とカタルーニャの州旗を並べて、サバデルを応援しようということをひとりのソシオの方がやってくれていることに本当に驚くと同時に、間違っていないんだなと感謝の気持ちでいっぱいになりました。本当に、協力して一緒に1部昇格を目指したいと思います。
そして、ランチのあとはバルセロナに移動して、LFP(Liga Nacional de Futol Profesional):スペインプロサッカー協会の会議に出席しました。議題は、スポンサー収入が減っているプロチームに、協会としてどういうサポート活動をしていくかという内容でした。
詳しい内容はご紹介できませんが、感じたのはやはり普通のビジネスにおける会議となんら変わらないという事。世界最高峰リーグとうたわれれているLFPでさえ、流れる時代に対応するために自ら変革を模索し、そして既存の約束事や慣例と常に対峙してベストの解決案を探しているんですね。
LFPのハビエル会長です。「LFPの発展に是非、貢献してほしい」と大変歓迎いただき、他の21チームの会長やGMの方々もとても快くオープンにお話をしていただけました。同じリーグを戦い、運営していく仲間として受け入れていただきとても感謝しています。
そして、会議終了後、有志で食事に出ることになり、ほとんどのチームのGMや会長の皆さんが参加することに。そして、ホストはカタルーニャのチームであるサバデルとなりました。さて、店をどうするか・・・なんて、いつもの営業みたいなことを考えながら、港のそばにある行きつけのトニーの店に予約をすることに(といっても、ここくらいしか知らない・・・)。電話をすると
トニー: 「ほぼ満席だよ。2-3人ならなんとかするよ」
私: 「言いにくいんだけど、16人。なんとかしてよ」
トニー: 「おまえはいつもそうだよ、馬鹿なのか?2-3人ならっていってるだろ」
私: 「いや、わかってるけど、今、LFPの会議にでていて、カタルーニャのチームとしてホストしなきゃいけなくなったんだよ。各チームの会長やGMがいるしなんとか頼むよ・・・」
トニー: 「まったく・・・ いいよ、わかったよ」
てな感じで、むりくり入れていただきました。トニー、サンキュー!!そして、夜のバルセロナの港にあるトニーの店へ。まったくの偶然ですが、トニーの店には元サバデルでプレーしてくれていた指宿選手が食事に来ていました。我々は初対面だったのですが、声をかけて記念撮影。本当に、奇遇ですが、嬉しいサプライズでした。指宿選手は、今年からバレンシアのBチームでプレーすることが決まっています。
そしてバルセロナの濃い夜は、どんどんふけていくのでした。ちなみにこれは夜中2時前です・・・