今朝から、たくさんのニュース報道がされている「日本 vs ベルギー」戦が日本時間の早朝に行われました。結果はご周知のとおり、3-2で日本の勝利でした。
柿谷選手、本田選手、岡崎選手のゴールで見事に勝利を手にしました。10月の東欧遠征の2連敗から、選手が強い気持ちと目的をもって臨んだ結果だと思います。どのスポーツも同じかもしれませんが、特にサッカーにおいては、あるレベルになると技術的要素よりは、精神的要素で左右される部分がどんどん大きくなっていきます。その点において、10月の東欧遠征の結果が、チーム全体と、新たにチームに合流して代表定着を狙う選手の精神面を強く支えていたのではないでしょうか?
ここで成長とストレスの関係について少し・・・
実は何事も成長するにはストレスをかける必用があることを忘れてはいけません。筋肉、持久力、精神力、そして学習においても、どれも「トレーニング」という名のもとに、手を変え、品を変えて、「ストレス」をかけることで成長を促しています。
では、勝ち続けることは何をチームに与えるか・・・
勝ち続けるという成功体験は、選手やチームに「定着」と「自信」を与えます。どういう状態においても、成功体験があれば、ストレスの中においても、継続をすることができるのです。
つまり、「ストレス」を与えること、「成功体験」を積み上げること、この繰り返しによって、断続的な負荷が加わり、断続的に成功体験が積みあがり、そして、成功体験が積みあがれば積みあがるほど、ゆるぎない自信に変わって行きます。
ワールドカップまで、あと半年。春の遠征でストレスがかかることになるのか、それとも成功体験を積み上げてワールドカップに乗り込むことになるのか・・・・
やきもきになりますが、それもサッカーの楽しみですね。