投稿者「スタッフ」のアーカイブ

CEサバデル vs レアルマドリード 2013年2月16日 (Makotoコーチのレポート付)

2013年2月16日

LIGA ADELANTE ーsegunda Division

第26節  ノバ・クレウ・アルタ アスタジアム

CEサバデル vs レアルマドリード・カスティージャ

 

今日はECサバデルがレアルマドリードのセカンドチームであるレアルマドリード・カスティージャのゲームを試合観戦してきました。

試合は20:00からキックオフなんですが、19:00にレアルマドリードファンデーションキャンプで監督として来日したイニャッキコーチと久しぶりに再会することができました。イニャッキコーチは8年間もの間レアルマドリードのカンテラ監督として指導しておりレアルマドリード・カスティージャの多くの選手を指導しレアルマドリード・カスティージャののヘッドコーチとは親友らしいです。

021 016

今日のホームゲームは、レアルマドリード・カスティージャということもあってたくさんのサポーターがスタジアムに足を運んでいてスタジアムの雰囲気はすごいものがありその熱気はサバデルの選手たちにエネルギーを与えると思います。前節アウェーでアルメリアに5対1と惨敗しているのでプレーオフ圏内に入るためにもこのホームゲームは勝ちたいところです。

018 019

 

012  011

サバデルは4-3-3中盤は2ボランチ+1トップ下、同じくレアルマドリード・カスティージャも4-3-3ですが中盤の構成がⅠボランチ+2トップ下という布陣。

両チームとも数的有利を作り出すためにショートパスを繋ぐ攻撃を行いますが、レアルマドリード・カスティージャはボールを奪った瞬間に速攻を仕掛けようと、FWは常に前のスペースに抜け出す動きを繰り返します。、レアルマドリード・カスティージャの虎視眈々と速攻を狙う攻撃に、サバデルの守備はすばやくプレッシャーを掛けて攻撃を遅らせ、ハーフーラインまで戻ってブロックを作り、その攻撃に対応していました。ボールを奪ったらパスを繋ぐ試合展開で

前半7分に左サイドでパスを回し逆サイドに展開しmanuel ranzarote選手の素晴らし突破からanibal zurdo選手が決めて1-0

Real Madrid 1

後半50分にはtoni lao選手が右サイドを壁パスで抜け出しセンターリング上げてそのパスをenko選手が合わせて2-0

Real Madrid 3

後半56分にレアルマドリード・カスティージャがショートカウンターから1点を返しますが、後半77分に再び抜け出したranzarote選手が素晴らしいセンターリングを上げanial選手が頭で合わせて今日2得点目をマークし3対1で勝利、

6420人の観衆の前でサバデルのサッカースタイルで勝ち点3を手にしました。

両チームの選手共にプレッシャーの中でのボールコントロールとパススピードの速さのレベルは非常に高く、自分の特徴を発揮する選手が多くみられました。特にサバデルのmanuel ranzarote選手の突破力とキープ力はすばらしく、イニャッキ監督もベタ褒めしていました。エスパニョールに引き抜かれるがわかります。

サバデルがこの勝利で弾みをつけてプレーオフに前進してほしいです。今日のスタジアムの雰囲気は最高でした生で本場のサッカーが見れてもの凄くテンションが上がりました。そして夢は膨らみます。サバデルが1部でプレーすること・・・・・ 日本人選手がプレーすること・・・・

イニャッキ監督は非常に悔しがりスタジアムを後にしました。

144

 

makoto

イニャッキ監督コメント:

サバデルは自分たちのスタイルを90分間貫き、manuel ranzaroteを起点に攻撃を展開し、中盤の経験ある選手たちも献身的に動いていて、非常に良い内容のサッカーをしていました。レアルマドリード・カスティージャは今年segunda Aに昇格し若い選手たちの集団ということもあり、前半のはやい段階で失点しまうと精神的に立ち直れない状態になっていました。試合の大半を焦りながプレーしてしまった経験不足が大きな敗戦の原因だと思います。今後のサバデルの健闘を祈っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

CEサバデル vs レアルマドリードB 2013年2月16日

2013年2月16日(土) 20:00 -スペイン現地時間、 17日(日)6:00am - 日本時間で、CEサバデル vs レアルマドリードB との試合がサバデルのホームスタジアムで開催されます。

2012年9月14日にレアルマドリードBでのホームゲームでは、3-2と競り勝っています。前回に引き続き、ビッグネームをやっつけて入れ替え戦に参加できるように弾みをつけたいところです。

実は、レアルマドリード・ファンデーション・キャンプで来日してもらっているイニアッキ監督も、このCEサバデルとのゲーム観戦にサバデルのホームスタジアム:ノバ クレウ アルタを訪れてくれる予定です。レアルマドリードを応援するか、サバデルを応援するか複雑な心境でしょうが、それはそれ、これはこれなので、先週のアルメリア戦での惨敗を払拭するために、是非、サバデルに頑張ってもらいたいものです。

頑張れ!サバデル!!

クラブにとってのスタジアム

先日、エコパスタジアムを訪れる機会がありました。ご存知の方もいらっしゃると思いますが、Jubilo磐田のホームスタジアムとして静岡ダービーに使われています。また、エコパスタジアムでは

2002 FIFAワールドカップ 2003 NEW ! わかふじ国体 2006 ねんりんピック静岡

が行われました。2002年FIFAワールドカップの試合会場として作られた素晴らしいスタジアムです。

スタジアム外観

 

スタジアム内には、さまざまな記念写真や品物が展示されています。

image (11) image (13) image

クラブにとっては、スタジアムは劇場です。劇場が大きくてお客が入れば入るほど収益があがる。

このエコパの建設費、・・・・300億円だそうです。

土地の造成の費用等、見えない部分に多々ありますが、300億円の投資を一つのクラブが実施するのはやはり至難の業・・・・ 行政の協力が必要だと痛感します。収益は増やしたいですが、このレベルの投資は・・・

サバデルのスタジアム「ノバ クレウ アルタ」も2万人収用のスタジアムですが、古いのは否めず古くても、2万人が一杯になればいいのですが、不景気なスペインの経済事情も手伝ってなかなかそういうわけにも行かず・・・

Sabadellスタジアム

1部に昇格すれば、収益増を目的にスタジアムの改修や観客席の増築を検討したいですが、サバデルにとって300億なんていう数字はとてもとても・・・・ バルサのカンプノウやレアルのサンチアゴベルナベウみたく、ランドマークを作れればいいのですが、現実経営が大切ですね・・・・

本当、「どこでもドア」で、観客をエコパに連れてくるか、またはスタジアムをサバデルに持っていけないか、考えてしまいます。

正解は、300億円以下で、どこでもドアを開発することか!?

吉田麻也「成功するまで帰れない」、未来を誓った12歳の夜

サッカーキングのコラムに 吉田麻也「成功するまで帰れない」、未来を誓った12歳の夜」 という記事が出ています。

我々はこれを「コミットメントできる環境」と呼んでいます。詳しくは、HP内の「育成プログラムのメリット」を参照ください。

吉田選手は、名古屋グランパスのユースU-15に合格して、生まれ育った長崎を出て名古屋に移り住むことになりました。その際に、はじめはホームシックにかかったけれども、精神的なたくましさを身に着けるとともに、ひとつのターニングポイントを迎えることになったそうです。

「家賃などを含めても、決して安くはない金額が僕にかかったわけで。母親といろいろ買い揃えていく中で、やっぱり子供ながらにその金額が目に飛び込んできた。『ああ、中途半端にサッカーを諦めて、帰るわけにはいかない。ここで絶対にプロにならないといけないな』と、その時に思ったことは忘れません」(本文を掲載)

これが「プロに絶対になるんだ」という「コミットメントできる環境」を本人、及び家族が準備したということですね。

このコラムを読み進めてもらうと、

  • 吉田選手が私立高校ではなく、公立高校を選択して「グランパスのU-18選手という特別視されない普通の環境」を選択したこと
  • サッカーだけで「英語」を学ぼうとしたこと
  • プロサッカー選手が出入りする寮生活という環境が、プロ選手の振る舞いを身近でみれる機会となり人間形成の役に立った

ことを15-18才でサッカーに集中しながら、人間形成、語学、を明確に意識して、真剣に取り組んでいたことが読み取れます。

吉田選手の場合は、長崎から名古屋、そしてグランパスというチームでした。吉田選手12才、2000年の春の決断でしたが、2013年の今、日本の子供たちの育成はそこから更に進化して、「日本からスペイン、そしてサバデルというチーム」での育成プログラムを提供できるようになりました。

我々が提供する世界基準な育成プログラムが

  • 日本サッカー全体の底上げ
  • 日本人選手がヨーロッパのビッククラブで当たり前に活躍
  • ワールドカップで日本が優勝

を実現するために重要なプログラムだと固く信じて、微力ながら日々、頑張っていきたいと思います。

 

 

「ダルの英語がうまくなった」 レ軍指揮官が絶賛!?

「ダルの英語がうまくなった」レンジャーズ指揮官が絶賛・・・・

なんとも切ない気分になるのは私だけでしょうか?ダルビッシュの記事ですが、ピッチャーとしてのパフォーマンスは勿論、評価されているからレンジャーズに入団したのでしょうが、英語の上達が記事になるほどなら、はたして昨シーズンチームメートとどれほどコミュニケーションができてチームに溶け込んでいたのか不安になってしまいます。

勿論、異国で使い慣れない言葉を勉強して習得していることは素晴らしいので、その上達ぷりを批判するつもりは毛頭ありません。しかし、そこで満足することなく、ダルビッシュがレンジャーズにピッチャーとして受け入れられるだけでなく、チームメートとして、そしてレンジャーズの財産として、引退後も球団に関わっていけるようなポジションをとってくれることを切に念じてやみません。そういう選手がでてきてこそ、海を渡ってアメリカで野球をすることが当たり前になり、日本の野球がアメリカの野球に追いつき追い越したといえるようになるのではないでしょうか?

サッカーにおいても、ただ単にヨーロッパのビッククラブに所属して1-2シーズン過ごすことは過程としては素晴らしいですが、それはあくまで通過点で、ビッククラブでチームメートとして、引退後もクラブの運営に関わっていけるように、そして日本のサッカー界にも併せて貢献できるような人材を育成することが、ヨーロッパサッカーに追いつき、追い越せ、そしてワールドカップで優勝という夢にまでつながる大切な道ではないかと思います。

我々の事業が、そんな夢につながる道の一端を担えるように環境を整えていきたいと思います。我々の育成プログラムを経験して、成長した選手には「スペイン語が話せる、コミュニケーションが・・・・」なんて、あたりまえのことが記事になるようなことが無いよう、しっかり大切なことを伝えていきます。