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サバデルな午後(クラブ及び周辺施設のご紹介) 

ルーゴからサバデルに戻り、トップチームは今週末のホーム最終戦に向けて練習、我々は来期のチーム編成及び経営方針などについて打合せを行いました。併せて、いくつかサバデルというチーム及び街についてご紹介したいと思います。

会長、GM、強化部長他と打合せを行うスタジアム内の会議室には、スペイン、カタルーニャそして、日本の国旗が掲げてあります。そして、スタジアムから離れた新設のオリンピア練習場(育成チーム)の様子はこんな感じです。

会議室の旗 ロッカールーム529-4

そして、トップチームはスタジアムから5kmほど離れた、別のピッチで練習をしていました。練習の様子はこれです。

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そして、その後、打合せでサバデルテニスクラブへ。サバデルテニスクラブは、「バルセロナ・オープン・サバデル」が開催される有名なテニスクラブです。2013年4月にも錦織圭選手がプレーしていました。サバデルテニスクラブのジムやカフェ、そしてプールなどはCEサバデルがトレーニング施設として利用しています。

サバデルテニスクラブ1

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ジムへの入口です。529-9

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そして、主にリハビリに利用されるプールがこちら

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サバデルの街を少しでも散歩いただいた気持ちになってもらえましたか? 是非、一度、足をお運び下さい!!

 

 

リーガアデランテ 第40節 CEサバデル vs CDルーゴの試合結果

リーガアデランテ 第40節 CEサバデル vs CDルーゴの試合か2013年5月26日 午後6時から CDルーゴのスタジアムで実施されました。

先週、2部残留を決めたCEサバデル。CDルーゴは、この試合に2部残留をかけて戦ってきます。実は、ルーゴはクラブ史上初めて2部昇格を果たした2012-2013シーズンでした。その切羽詰まったCDルーゴでのホームでの戦い・・・ 4500人収容の小さなスタジアムは、残留を決めたい熱いサポーターで埋め尽くされていました。一方、サバデルはレギュラー4人を累積カードや怪我で欠き、サバデルBのカタルーニャBの試合と重なったため、ユース選手3名を帯同しての遠征でした。

写真をいくつか・・・・

Lugo1

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ルーゴのホーム球場の正面玄関です。

試合前の練習及び、LUGO地元ファンの子供たち。

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そして、試合前の記念撮影と挨拶! 盛りだくさんでしょ? 試合開始の雰囲気を味わいたい方はこちらを

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レギュラーを4人欠いたサバデルは、前半からルーゴの猛攻をうけ、キーパーのスーパーセーブでなんとか失点を凌ぎながらサバデルはカウンターを狙うという展開で進みました。

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前半を0-0で終了しました。後半にサイドがかわってゲームが動きます。サバデルが攻め入ったところから、ルーゴのキーパーのロングパスが前線のFWに渡ります。FWは難しいトラップをどんぴしゃの位置にボールをコントロールし、サバデルのバックが2枚ついていたにもかかわらずゴール左端にナイスゴールを決めることになります。

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そこから何度も、サバデルのキーパーのスーパーセーブが続きますが、サバデルのカウンター攻撃もなかなかゴールには結びつきません。後半40分を過ぎたあたりで、わずかのすきをついたルーゴのミドルシュートを右隅に決められて失点。2-0となります。

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スタジアム内は割れんばかりの歓声で包まれます。結局、2-0のまま試合終了を迎えてしまいました。

ルーゴのサポーターたちは試合が終わったあとも、ひたすらルーゴのイムノを唄い続けて、2部残留を心から喜んでいました。

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初めての2部残留を決め、ルーゴが大好きな熱烈サポーターにスタジアムがつつまれているルーゴ会長(左から2番目)、どこかしら、にこやかで誇らしげに思いました。こころから、残留おめでとうございます。

試合後のスタジアムの興奮はこちらを

試合後、サバデルの選手と話をする機会がありました。4名ものレギュラーがカード累積で欠場していたのは、みんなシーズンの最終戦をホームで戦うためで、カードをもらっている選手はあえて、前節の試合後半でカードをもらい、次節のホームでのエルチェ戦に備えているとのことでした。プロはプロで、いろいろな思惑をもちながらチームの順位と相談して戦っているんですね。

そして、まだまだ~~

頑張れ! サバデル!!

ルーゴに到着、前哨戦!?

バルセロナ空港で17時にチームと合流をして、ルーゴに移動しました。気温が17度くらいだったんですが、中には半袖に短パンの選手がいて、「大丈夫か?」と思うほど・・・  でも、まだ若そうな選手だったので聞いてみるとなんとユースチームからの選手でした。サバデルBチームがカタルーニャ2部の優勝をかけた試合が行われているため(ちなみに見事勝利で、優勝を確定させました!!)、Bチームは自分たちのゲームを優先し、ユースチームの選手を帯同させているとのこと。逆に言えば、ユースチームでもトップチームの公式戦に出る可能性があるということです。すごい・・・

さて、バルセロナ空港からガリシア州のコルーニャ空港までの2時間あまりのフライトで、「グリーン スペイン」と言われるガリシア州のア コルーニャに到着。そこから車で約1時間かけてルーゴに向かいました。ちなみにルーゴの位置はこちらです。

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ルーゴはなんといっても世界遺産に登録されている「ローマ城壁」。街中が高さは色々と変わりますが、下のような城壁に覆われています。

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正直、あれだけ富士山が世界遺産登録にワイワイやって、国を挙げて大騒ぎしていたにもかかわらず、「この城壁が世界遺産です」と言われると、「富士山のほうが100万倍すごいじゃない」と私的に感じてしまいました。やはり、こういう登録承認とかは、人的な関係やプロセスへの関与がすべてで、きっと富士山の場合はマニュアル通り実施していったから苦労したんだろうなぁ・・・とふと思ってしまいました。

さて、ルーゴの郊外に位置するホテルからまわりの景色を撮影すると

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なんだよ、なんでもない景色じゃないかとご批判を賜りそうですが、なんと、これ21時46分の写真です。夜の9時46分ですよ、それでまだ日が高い。ここは北極圏ではありません。スペインです。サマータイム恐るべしです。

ホテルに荷物をおいて、それからGMをはじめとしたチームスタッフのみなさんと食事に向かいました(夜10時から街に繰り出します)。

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城壁の内側はこんな感じのヨーロッパ的な石畳の路地(ここ「ワイン通り」という通りです) で、もう少し先に行くと、バーやタパスの店が並んでいて、町中の人が全員いるんじゃないかという騒ぎになっていました。そのお店を4軒はしごしながら、この地方でとても有名な「おいしい白ワイン」を堪能しました。

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あと、ひとつ「豆知識」を教えてもらいました。ルーゴはタコで有名とのこと。うん?海からそんなに近くないけど・・・ と、思いながら、質問してみるとルーゴは昔からの古い街で(そりゃ、ローマ城壁が世界遺産ですから)、有名な教会があり、司教たちが昔から神様へのお供え物としてタコを海から持ってこさせていたらしいのです(自分たちが食べたかっただけではないかと思いますが・・・)。それが、長年続くうちにタコのお祭りが開かれるようになり、名物になったとさ。いわゆる坊主がそんなことしていいのか?という疑問があたまをよぎりますが、それは、置いておき、おかげで美味しいタコとワインを楽しめることに感謝し、明日のルーゴ戦への英気を十分養えたのではないかと思います。ちなみに、ユデダコにして、オリーブオイルをかけてチリペッパーを加えて食べることが多いようです。

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さぁ、チームのみんなはすでに寝ているはずですが、我々の夜はまだこれから。ルーゴの人達との前哨戦はまだまだ、続いたのでした。明日、起きれるかな・・・・

旅の空から!?

スペインに向かって日本を発ちました。なが~~~いフライトですが、飛行機の中だからこそできる、本や雑誌を読んだり、じっくり書類を作成したりしながら時間を過ごしています。ちなみに以下は今回の「旅のお供」

旅のお供

なんやぁ、おっさん臭ぁ~と言われそうですが、結構、長いフライトの時間潰しで、この情報収集が興味もない記事でも読めたりするので、何気に見聞を広げる貴重な時間だったりするわけです。そういえば、この間、

私:「情報収集は結構、雑誌や本なんだよね」

と元ジャーナリストの友人に話をしていると

元ジャーナリスト:「古い、古い、今はみーーーんな、ネットだよ。スマホでみてるじゃん。いつまで本読んでんだよ」

私:「でもさぁ、それって、欲しい情報だけしか見ないじゃない。雑誌や本だと、興味ない記事でも読むじゃない。それが、いいんだよね」

元ジャーナリスト:「おまえ、興味がない記事をよんでる時間あるの?仕事しろよ、仕事を!?」

私:「耳がいたい・・・、帰ります」

なんてやりとりをしました。でも、よく考えると、時間のあるときにしか読んでないから、問題ないじゃないですか。今度、元ジャーナリストに正しく、反論しておきます。それはさておき、もう一度、「旅の空から」に話を戻します(今じゃ、誰も旅の空からって聞いてもピンとこないでしょうか・・・年齢を感じますが・・・)

午前11時くらいに成田を飛び立ち、シベリアの上を飛び続けて(そういえば、ずーーーっと太陽の下を飛び続けるフライトですねヨーロッパ行きは)、11時間後にはオランダの空の上にいました。

雲1

この厚い雲を抜けると、オランダのスキムポール空港に着陸です。オランダといえば、風車。昔は風車で麦を挽いていたいたようですが、いまは、風力発電ですね。小さくですが、たくさん風力発電用の風車が写っています(おかげで飛行機は着陸の際、揺れますが・・・)。

オランダ上空

 

そして2時間のトランジットのあと、小さな飛行機に乗り換えて、いざバルセロナへ2時間のフライトです。空から見るバルセロナの街並み、海、そして山影はきれいでした。でも、何回目のバルセロナになるのでしょうか・・・

バルセロナ上空

 

夕方?の7時にバルセロナですが、夏時間でまだまだ明るい。バルセロナの夏は、素敵な太陽がいっぱい楽しめるようになっているんですね。

さて、明日はバルセロナからLUGOに移動して、サバデルのアウエィ戦に帯同してきます。監督や選手たちと話す時間があるかと思うので、また情報アップしていきますね。

あー、でもいつもながら、遠いなぁ~~~

 

 

シーズン終盤の午後(サバデルの育成)

サバデルでは、育成プログラムを計画的にかつトップチームと連動しながら実施しています。先日、トップチームが2部残留が決まったことと育成チームのリーグ戦での結果が良好なことからトップチームと育成チームがスタジアムで合同練習しました。

合同練習1

トップチームのヘッドコーチが直接子供たちと一緒に話をしながら柔軟しています。手前に写っているのはManuで来期はエスパニョールに移籍がきまったサバデルのエースです。

合同練習4

 

小さな女の子が一緒にピッチに出ていますね。誰かの妹でしょうか!?

合同練習6

トップチームの選手と一緒に練習することで、プロ選手としての立ち振る舞い、技術、姿勢を本当に身近に感じて、真似をすることから将来のプロ選手としてのキャリアをスタートさせるのです。

トップ選手たちも、時間があるときは育成チームの練習にいつも参加してくれています。こういう環境がサバデルの一番の財産だと思います。

さて、今日からシーズンの終盤にむけてスペインに行ってきます。現地から、より多くの情報を提供できるように頑張ります!

5月26日(日)はアウェイでCDルーゴ戦です。一緒に戦ってきます!

頑張れ!サバデル!!