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リーガアデランテ 第41節 「CEサバデル vs エルチェ」 試合結果

リーガアデランテ 第41節 CEサバデル vs エルチェ がスペイン時間:2013年6月1日午後9時から実施されました。

既にダントツのトップで一部昇格を決めているエルチェをホームに迎えての一戦となります。午後9時の試合開始ですが、スペインの夏らしくまだまだ太陽の光が残る中の試合開始となりました。

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ゲームはゆっくりとしたペースからのスタートでしたが、次第にドンドンヒートアップしていきます。サバデルにとっては、今シーズンのホーム最終戦、なんとかホームのサポーターに勝利をプレゼントしたいと奮闘がはじまりました。

チェルシーからレンタルしているメキシコU21代表のウリもいつも以上に激しくプレーをしています。

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前半の攻防が続きますが、一進一退の繰り返しで両チームともなかなかゴールを割ることができません。

両チーム無得点で0-0で前半を終了しました。15分のわずかな休憩の後、10時を過ぎて照明がピッチをこうこうと照らす中、後半が始まります。前線のウリ、そしてコリアンティスから激しいプレスでしたたかにボールを狙っています。

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そんななか、サバデルの波状攻撃が何度となく繰り返されました。

それでもなかなかゴールを割ることができません。時間が刻々と過ぎていき、試合終了3分前に、今シーズン限りでサバデルを離れ、来期はエスパニョールでプレーするLanzaroteの交代が告げられました。今季14ゴールを決めて2013年6月1日現在、リーガアデランテ得点ランキング12位と、本当に今季のサバデルの勝利に貢献してくれた素晴らしい選手です。スタジアムから惜しみない拍手がLanzaroteに送られました。

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最後はサバデルから退場者をだして数的不利な戦いとなりましたが、結果、0-0の引き分けで今季ホーム最終戦を終えることになりました。

次節はリーガアデランテ最終節となります。対戦チームは、自動昇格か、昇格プレーオフかで死闘を繰り広げているアルコルコンです。サバデルとしては、すでに2部残留を決めているので勝っても負けてもさして影響ない一戦になりますが、アルコルコンは勝つか負けるかでは、大きな違いがでる一戦になるでしょう。選手のみんなが怪我をせずにシーズンを終えることだけを祈って、戦ってもらいたいと思います。

Lanzarote、お疲れ様でした!エスパニョールでの活躍を期待しています。

いよいよあと一試合! がんばれ! サバデル!!

サバデルな 「JAPANESE NIGHT」

スペインの特徴であるたっぷりなランチからなかなか立ち直れない状態で、夜10時を過ぎてもまったくお腹がすきません。そんな、グダグダの状態で、

「酒でも飲まなきゃ、寝れないぜ・・・」

「こんなときは、刺身をつまみに、枝豆か冷奴くらいがちょうどいいなぁ。」

「でも、バルセロナまで出る気力はない・・・、サバデルに日本食ないの?」

「相当残念なスペイン人が経営する日本食の店は知ってますが、そこなら・・・ ただ、セスクを描いてくれた高橋先生は相当苦笑してましたけどね・・・・」

「そこは、やばいでしょ・・・、他に何かあるんでない?」

と、そこで急遽、高橋先生にサバデルに来ていただいた際、スタジアムに遊びに来てくれたナミさん(スペイン人のご主人と結婚してサバデル在住の日本人)に電話をして相談。なんと、「izakaya」という店ともう一軒あるとのこと。情報提供者であるナミさんにも同行をお願いして、いざ、サバデルの夜に出陣しました。ナミさんのご主人は、Bachelor Partyでいないということで、ナミさんにも快く同行いただき、感謝です。

サバデル市街地の中心の教会前でナミさんと待ち合わせし、いざ、「Izakayaへ!」と思っていたのですが、ナミさん曰く、金曜日の夜で、お店が満席で入れないとのこと。

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そこで、もう一軒のお店に歩いて向かいましたが、そこでもなんと一杯で入れず・・・・ お腹もすいていないので、問題なかったのですが、ある意味、これは夕食難民です。そこで、グダグダしていても仕方ないので、高橋先生が苦笑した、伝説のレストラン「Sushi 21」に向かうことになりました。 こんなお店です。

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うーーーーん、なんで、日本レストランがこのデコレーションなのか、ちょっとびっくりです。むしろ、新宿歌舞伎町の風俗店と間違いそう・・・

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9名で入店したので、テーブルを片付けるまで少し待ってと言われ、入口のバーカウンターで30分・・・・ なかなか席が準備できないようで、このスペイン的な扱いにちょっとうんざり・・・・ でもね、写真に映っているカウンターのひげを生やしたスペイン人のお兄ちゃんが「巻きずし」を巻いていたのですが、よく言えば丁寧、我々の感覚だと「仕事が遅い!」・・・ つまり、「あぁ、そういうことなのね・・・」でした。サービスという観点が大きくぬけていると感じますが、多分、生活のリズムがなにもかも日本とスペインでは違うんだと思います。

で、40分後に席が準備されたので、いざ、レストランの中へ・・・

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用意された席はこんな感じです。まず、お釈迦さまをプリントした間仕切り!?四角いテーブルの上の回転台!?そして、実はこのお店、もともとワインの貯蔵スペースだったようで、正面に映っているレンガ造りの壁は実は本物。まさに、スペインと日本、中国、アジアが融合したかのような「コスモポリタン」なレストラン、「Sushi21」です。

さっそく、料理をオーダーすると・・・・  やはり、ここで料理が出てくるのに30分待たされました。その料理がこちら

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刺身は12切れが一人前で、二人前の注文。つまり24切れきっただけですが、時間かかりすぎじゃないですか?それと、枝豆はレンジでチンではなく、ちゃんと茹でたてがでてきましたが、手がぬるぬるになりました。なんでだ?と思うと、なんと、オリーブオイルがかかっているではありませんか!? でもね、これ以外と美味しかったです。できれば、お手拭を併せていただけると完ぺきでした。でも・・・ 刺身も枝豆も全然、おいしい・・・・ かも!?

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そして、これがエビの「天ぷら」。天ぷら粉になんと「とんかつソース」がオリジナルでかかっています。我々のスタッフ曰く、高橋先生が来たときは、天ぷら粉ではなく、パン粉で揚がっていたとか。「それ、エビフライでしょ!」

それでも、結果、「Sushi21」は、どんどん進化しているようで、決して、まずくて食べられないようなレストランではありませんでした。みなさんも、サバデルに来る機会をつくっていただき、是非、訪れてみてください。

ナミさんは、今年の9月にサバデルで鉄板焼きのお店を開店する予定だそうです。お店の名前は「こて」。我々、そしてここにやってくる日本人選手が通うお店になるので、是非是非、いろんなツマミを揃えておいてくださいね。本当、お願いします。

で、そのナミさんのお父さんは、関西で飲食店を7店舗経営されているそうですが、娘がサバデルに嫁に来てからというもの、「CEサバデル」の大ファンになっているとのこと。それでなんと、日本で乗っている車がこれ!?

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なんと、プリウスにカッティングシートでサバデルのロゴと模様を張り付けたサバデルカーが日本に存在しているのです。おそらく日本で唯一だと思いますが。なんとなく、うれしくなりました!! ありがとう、ナミさんパパ!!

是非、併せて、サバデルでの我々の胃袋も満たしてくださいね・・・・ よろしくお願いします!!

 

 

 

CEサバデル vs エルチェ 前日練習の様子と美味しい午後

明日のエルチェ戦を控えて、トップチームの練習が午前11時から約1時間半程度ホームスタジアムで実施されました。

練習開始前に、約15分程度のミーティングがあり、トップチームの選手たちがピッチに集合し始めます。

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簡単なフィジカルトレーニングのあと、すぐにミニゲームがはじまりました。明日の試合に向けた注意事項を意識しながらのほんとに速いテンポでのゲームが展開されます。

試合前の練習を、現在、バルセロナで指導者の勉強をしている廣山望さんが見に来てくれました。サバデルがチェルシーからレンタルしているウリ選手とは、昔、とある練習場でたまたま仲良くなった仲間ということで、久しぶりの再会を楽しんでいらっしゃいました。サッカーの友人は、いったいどこでどう繋がるかわかりませんね。嬉しい、サプライズだったようです。

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そして、廣山さんと話をしていると、練習をみにきていた長年のサバデルファンのおじいさんが「やぁやぁ、あんたら日本人のおかげでサバデルは2部に上がれたんじゃ。是非とも、わしが生きてる間にチームを1部に連れて行ってくれなぁ!」 と話しかけてきました。531-7

このおじさん、バイクでやってきたようですが、「わしはヘルメットもサバデルカラーじゃ!!」と我々のまえにドン!とヘルメットを誇らしげに見せてくれました。「はいはい、応援ありがとうございます!」とお礼を言うと、「じゃ!」と帰っていこうとするのですが、おじいさん、糖尿病で片目がほぼ見えないらしく、鍵を指すのもままならない様子・・・ 「我々が一部に昇格する前に、事故しちゃダメだよ!?」とあわてて注意しなければならない始末・・・・  さすがスペインといったところでしょうか?

そして、練習を終えた後、日本からサバデルをサポートしていただいているお客様を迎えて、サバデル郊外のレストランに食事に出ました。車で20分程度、郊外にむかって移動します。

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町から郊外にむかう緑あふれる道をどんどん進んでいくと、ちょっとした高級住宅街のはずれに、そのレストランはありました。 レストランの外観と入口です。

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そして、一番奥のテーブルにつきました。なかなか雰囲気のあるお店で、よく結婚式のパーティなどに使用されるらしいです。

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おいしい食事をいただいて、お客様にも満足してもらえていればうれしいのですが・・・ ちなみにこの絵が壁にかかっていましたが、

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サグラダファミリアの建設総責任者が書いた絵だそうです。それって日本人だったんでは?と思いましたが、どうやら、日本人彫刻家は:外尾悦郎さんで、彫刻部門の責任者ということだそうです。不覚ながら、この絵を描いた人の名前は忘れてしまいました・・・  残念・・・

で、実は、このレストランでいつも感動するのが、ここのオリーブ。無理を言って、お土産に分けていただいたのですが、

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なんと、1.12ガロン = 4250 ml はぁ??? 4250 ml?? つまりほぼ5kgのオリーブの缶詰!?どうやって持って帰ろう・・・ 飛行機追加料金かかるかなぁ・・・ でも、誰がこんなに食べるの!?

サバデルの育成チームの紹介

今日は、サバデルの育成を担ってくれているチームと、トップチームのヘッドコーチと打合せをしました。

まずは、トップチームコーチのロジェール・ガルシアです。3兄弟がすべてFCバルセロナのカンテラ育ちでプロ選手だったというスーパー兄弟の末っ子です。バルサのトップチームにデビューしてから、エスパニョール、ヴィジャレアル、いくつかのクラブを経て、最後はオランダのアヤックスで選手生活を終え、サバデルのコーチに就任してから4年が経ちます。現役時代は、伝説のゴールを量産している素晴らしい選手でした。

Roger

 

バルサ時代の伝説ゴールはこちら

エスパニョール時代の伝説ゴールはこちら

今年のトップチームの彼なりの評価、そして来季に向けた課題点をヒヤリングしながら、限られた予算内で何をしていくべきかを話し合いました。そして、我々の育成チームが下のチームです。

左からハビエル・ペレス、デニス・ガルシア(ロジェール・ガルシアの兄で、バルサ、バレンシアでプレーしていた)、ペラ・ジェン(元サバデル選手)、ジョルディ・べソニア(元サバデル選手)です。

育成チーム

カンテラの現状、そして、今後の課題、トップチームとの連携などについて話合いをしました。

育成チームと話をして感じるのは、本当にサッカーを、サバデルを愛していること。この人達のDNAにはサッカーと書き込まれているのでは?と真面目に疑いたくなるほどです。ボランティアにも関わらず、サバデルのカンテラで一貫したサッカー教育、そして、まじめに練習に打ち込むこと、そしてサッカーを楽しむことをいろんなプログラムで子供たちに伝えようと試行錯誤していることに、ほんとに頭が下がる思いでした。カタルーニャには、バルサ、エスパニョールといったスペインリーグ1部で戦う競合チームのカンテラがありますが、そのどちらのチームにも負けないし、むしろサバデルの育成が上だと自負している素晴らしいチームです。

勿論、来シーズンもサバデルトップチームには頑張ってもらいますが、2年後、3年後にでてくるであろう育成の生え抜き選手には本当に期待ができます。5年後、6年後には、我々日本からスペインに飛び出た今は小さな侍たちが、生え抜きでプロデビューを飾っていることだと思います。

サバデルの育成は、本当にすばらしいチームで支えらえれています。夢は広がりますね! 頑張れ!サバデル!!

 

リーガアデランテ 第41節 「CEサバデル vs エルチェ」のお知らせ

リーガアデランテ第41節「CEサバデル vs エルチェ」戦が2013年6月1日午後9時(スペイン時間)にホームゲーム最終戦で実施されます。

長いリーグ戦も残すところあと2試合。第40節を終えてその順位は以下のようになっています。

1 エルチェ 78 22 12 6
2 ヴィジャレアル 71 19 14 7
3 アルメリア 71 21 8 11
4 ジローナ 70 21 7 12
5 アルコルコン 66 20 6 14
6 ポンフェディーナ 64 19 7 14
7 ラス・パルマス 63 17 12 11
8 FCバルセロナB 57 15 12 13
9 スポルティング・ヒホン 55 15 10 15
10 レアルマドリードB 55 16 7 17
11 コルドバ 54 15 9 16
12 レクレアティーヴォ・ウエルヴァ 52 15 7 18
13 ヌマンシア 52 12 16 12
14 CDルーゴ 52 14 10 16
15 CEサバデル 51 14 9 17

1位:エルチェは1部自動昇格が確実。残る自動昇格2位のポジションを2位:ヴィジャレアル(勝ち点:71)、3位:アルメリア(勝ち点71)が僅差での争いとなっています。

また、昇格をかけたプレーオフに入れるかどうかの6位争いも、6位:ポンフェラディーナ(勝ち点:64)、7位:ラス・パルマス(勝ち点:63)がその差わずか1点と緊迫しています。

実は、前節、ヴィジャレアルが降格確定のシェレスとアウェイで試合をしました。試合開始早々に退場者を出して10人での戦いを余儀なくされたヴィジャレアルが、アウェイにもかかわらず、11人のシェレスに3-2で勝利した試合が「八百長試合では?」ということでスペイン中で大騒ぎとなっています。自動昇格をかけた、いわくつきの試合となりました。

そんななか、次節の対戦カードは

順位 チーム名 順位
1 エルチェ 15 CEサバデル
2 ヴィジャレアル 8 FCバルセロナB
3 アルメリア 4 ジローナ
5 アルコルコン 10 レアルマドリードB
6 ポンフェラディーナ 19 ラシンサンタンデール
7 ラスパルマス 13 ヌマンシア

サバデルにとっては、1部昇格が決定的な強豪エルチェをホーム最終戦に迎え、なにがなんでも有終の美を飾って、いい形でシーズンを終えたいと考えています。

2位:ヴィジャレアル(勝ち点71) vs 8位:FCバルセロナB

3位:アルメリア(勝ち点71) vs 4位:ジローナ(勝ち点70)

この2カードが本当に見ものです。特にアルメリア対ジローナ。勝った方が、自動昇格にグッと近づきます。2位:ヴィジャレアルは、好位置をキープするため、強豪バルセロナに勝たなければなりません。引き分けでも負けでも、3位のプレーオフ圏内に落ちてしまう危険が高くなります。

監督人事、選手人事が本格化するこの時期、併せて、チームの順位によってそれぞれの運命が決まっていくこの時期、ほんとに目が離せませんよ!

そろそろ終わりなんですが、それでも、まだまだ~~~

がんばれ!サバデル!!

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