投稿者「スタッフ」のアーカイブ

サバデル 2013-14初練習(7月11日)

新チームとしての初練習が7月11日(木)にホーム:ノバ・アルタ・クラウで行われました。バルセロナ地域は、当日、摂氏40℃にせまる勢いの猛暑で、選手たちにとっては過酷な環境での始動となりました。

SONY DSC

勿論、田邉草民選手もシーズン初の練習参加となりました。

SONY DSC SONY DSC

猛暑のなかで、主にフィジカルトレーニングの初日。とても辛そうな様子です。でも、これからのシーズンを考えると必要な試練ですから、しっかりと力を貯めてもらいたいものです。

SONY DSCそして、新監督・コーチ陣も同時に始動しました。もちろん、おなじみMakotoコーチも、始動しています。監督とMakotoコーチ。

SONY DSC

2013-14シーズンは、Makotoコーチの活躍で、より、トップチームと個々の選手の状態がよくわかると思います。また、どういう対戦相手の分析をして、どういう戦略で戦うのかということにも触れることもできるんではないでしょうか?とても、楽しみですね。

最後に、週末のオフショット、まぁ、見たいかどうかは別ですが、疲れた体を休めてリラックスしているMakotoコーチと草民です。

713-10

 

Makotoの笑顔がとても気になりますが・・・・

 

 

 

「リーガエスパニョーラへ道場破り ニッポン人 名門クラブ経営の舞台裏」をみていただいた方へ

昨晩、WOWOWの「リーガエスパニョーラへ道場破り ニッポン人 名門クラブ経営の舞台裏」をご覧いただきましたでしょうか?我々も初めて、編集されたものを見させてもらいました。、サバデルというチームを知ってもらうために足かけ1年弱、高橋を中心に追っかけ取材をしていただき、出来上がった番組です。「サバデルを1部に、そして日本人選手のヨーロッパへの登竜門に」という長いストーリーの序章をうまく表現いただき、とても感謝しています。

番組のなかで、時間の関係上、あまり説明できていなかった部分について、せめてごのブログを見ていただいているみなさんには、サバデルの経営方針について補足させていただきたいと思います。

まず、日本人選手2名の獲得について

ロカ強化部長とのやりとりで、2つある外国人枠を日本人選手に、そしてロカ強化部長は1つを日本人に、そしてもう一つを違う外国人に構想しているという表現がありました。ここだけを取り上げると、我々が日本人選手を2名、無理やり入れようとしているように見えます。しかし、現実はこうでした。

ロカ強化部長が主張している外国人選手は、チェルシーからレンタルしいてるウリ選手を指しています。ウリ選手はU21メキシコ代表のとても素晴らしい選手です。しかしながら、実際は、当時のカレーラス監督の構想には入っていませんでした。カレーラス監督のサッカーには、いくらチェルシーからレンタルしているU21メキシコ代表のウリ選手も、不要な選手だったのです。そして、チェルシーからウリ選手のサバデルへのレンタル条件は、ウリ選手の年棒はすべてチェルシーが支払いサバデルの金銭的負担は勝利給以外、一切ありません。そして仮にウリ選手が大活躍して他のチームに移籍することになったとしても、サバデルへの移籍金の支払いは0という契約でした。つまり、ウリ選手がサバデルで出場して活躍して他のチームに高い値段で買われたとしても、サバデルは金銭的収入が0なのです。サバデルがウリ選手に出場機会を与える理由は、サバデルが勝ち点を稼ぐことのみなのです。それ以外には、なにもありません。しかし、監督の構想には、ウリ選手は入っていないのです。つまり、ウリ選手を勝ち点をとるための選手としてあてにしていないということでした。

じゃ、なぜ、ウリ選手をロカ強化部長は構想にいれようとするのでしょうか?

表向きの理由の一つは「チェルシーとの関係をうまく維持したいから」でした。関係維持のためだけに、大切な外国人枠を1つ無駄に使うというのです。また、裏の理由だと想像しますが、ウリ選手の代理人とロカ強化部長はビジネス以上の付き合いがあるようです。

表向きの理由であろうが、裏の理由であろうが、チームとしてウリ選手を選択するよりは、日本人選手を2人獲得することを検討するほうが、はるかに理にかなっているし、我々の経営指針に沿ったチーム構成になると考えました。そして、そういう背景があるにも関わらず、ウリ選手の契約更新をすすめようとするロカ強化部長を納得して契約継続をやめさせるためには、経済的メリットを得るために日本人選手を2人獲得する経営方針に従ってほしいと説得することが最適の方法だと選択したのです。

現実、日本人選手の加入は田邉選手の1名だけしか実現していません。8月31日までの移籍ウィンドが閉じるまでは確定ではありませんが、新監督ハビには、チームのために必要な選手を補強するように依頼しています。補強される選手が、できれば、日本人選手であれば嬉しいですが、もっとも重要なことは、チームに貢献できる選手を適正な値段で補強することだと伝えてあります。

そして、番組後半、あっさりと触れられていた旧経営陣との増資、及び経営方針についての確執の話ですが、7月30日の新取締役の発足が正式に承認された後、回顧録的にこのHPで公開する予定です。番組の構成と放送のタイミング上、あまり触れられていませんでしたが、興味のあるかたはこのブログをチェックしてください。できれば、WOWOWさんが番組の続きを収録してくれればもっといいのですが、みなさん、視聴者としてWOWOWさんに要求してくださいね^^

今後ともサバデルの応援をよろしくお願いいたします。

 

 

 

7月10日のメディカルチェックの様子

先日、すこしお話したオリンピックセンターでのメディカルチェックの様子をご紹介します。

私もメディカルチェックって具体的に何をするのか知らなかったのですが、身体的な機能チェックと体力的な能力チェックまで含めて実施します。

SONY DSC

これは体力チェックです。本当に、汗だくでフラフラになるまで追い込みます。大変そう・・・・

711-8

これは肺活量の計測ですね。

711-7

バランスのチェックですね。そして、我々のチームドクターとGKのNauzat

SONY DSC

そして、メディカルチェックを見守るハビ監督

SONY DSCここで得られた選手個々のメディカルデータを前提に、それぞれの体力向上のターゲットが設定され、フィジカルコーチによるトレーニングプランが作成されます。

来年のシーズン後半にばてない、集中力が切れない体力的なベースをしっかり作ってもらいたいですね。

がんばれ! サバデル!!

 

サバデルの2013-14シーズンが始動!

いよいよサバデルの2013-14シーズンが7月10日から始動しました。

バルセロナの郊外にあるオリンピックセンターで、選手たちのメディカルチェック、及び初めてのテクニカルミーティングが実施されました。

711-1

併せて、LFP2013-14シーズンの試合日程が発表されました。日程はこちら

緒戦は、1部から降格してきたマジョルカをホームに迎えます。マジョルカは大久保選手や家長選手が在籍した強豪チームです。緒戦から盛り上がりそうですね。

そして、田邉選手の入団会見が午後から行われました。

711-3  711-2

草民は、記者会見で、カタルーニャ語を使って「CEサバデル万歳」と綺麗な発音でうまく話したそうです。スペイン人でも気にしないカタルーニャ語をつかったことは、カタルーニャのサバデルファンは大喜びだったそうです。カタルーニャ人はこういう細かい気遣いをとても大切にするそうで、テレビの報道でも草民のこの言葉はとりあげられたそうです。やるなぁ・・・ 草民。

草民にとってのデビュー戦は、前述のマジョルカ。相手にとって不足はないでしょう。テンションあげて、思い切って挑んでほしいと思います。

がんばれ! サバデル!!

 

2013年7月8日(月) 田邉選手の出発の様子

8日(月)の朝、田邉選手がMakoto、そしてハビ監督とスペインに出発しました。空港では、MXテレビの取材班の方が待っていてくれました。708-17そして、インタビュー開始。草民が成功して帰国したときに、「出発前の貴重な映像です」と言われるようになればいいですね。708-6インタビューワーはちなみに「ゆってぃー」さん。

インタビューを10分程度で済ませて、まず、チェックインです。チェックインカウンターでボーディングチケットを入手して、荷物を預けます。708-9

チェックインを終えて、ハビ監督、Makotoコーチ、そして草民の3名で記念写真。あらためて感じます。来シーズン、頼むよぉ~~708-13

チェックインを終え、出発ゲートに向かうまえにハビ監督が同様にMXテレビさんから取材を受けました。

708-29

そして、出発前のお見送りです。FC東京のファンのかたも、草民の見送りにわざわざ空港まで足を運んでくださいました。

708-28

そして、バルセロナの空港に到着したときの様子です。

708-1

長旅で疲れているはずですが、心なしか、期待に胸をふくらませて、なんか笑顔の草民。新チーム、新生活、すべて新たに経験することばかりの草民。でも、がんばった先にはきっと素晴らしい結果がまってるはず。一緒にがんばっていきましょう!!な、草民!!