12月21日のテネリフェ戦で2013年の最終戦を終えました。シーズンの折り返しまで、残り2試合（1月4日　vs　レアルマドリードB、1月11日　vs　ウエルバ）です。サラゴサ、テネリフェに2連勝して、まず、順位を確認すると

となり、サバデルは勝ち点24で15位に位置しています。しかし、24点に4チーム、降格圏最上位のFCバルセロナBと勝ち点差1と、まだまだ厳しい状況にいます。

監督が交代してからの4試合は、3勝1敗と好調ですが、この分析表を見てわかる通り、ミランデス、バルセロナ、サラゴサ、テネリフェは下位チームとの戦いですから、勝って当然と言えば当然。次節レアルマドリードBは、下位チームであり、ホームゲームですから、勝って勝ち点3をとり、そして、現在3位のウエルバはアウェイですから、少なくとも引き分けに持ち込んで、勝ち点28以上で前半を折り返して、後半にのぞみを繋ぎたいと思います。

シーズン後半の初めは、ご覧のとおり、上位チームとの対戦で、アウェイ、ホーム、アウェイの厳しい状況です。勝ち点を稼ぐことが難しい状況が予想できるので、なおさら、次節レアルマドリードBとの試合は確実に勝ち点3を取っておかなければなりません。

2014年開幕戦、非常に重要な試合です。みなさん、是非、応援下さい！！

がんばれ！　サバデル！！

サバデルには110年の歴史があります。110年のなかで、スペインリーグ1部でプレーしたり、インターシティーズ・フェアーズカップ（UEFAカップの前進）に出場するなど、悪い時もあれば、勿論、いい時もありました。

そんなサバデルの歴史を作ってきた元サバデルの選手達が「サバデルベテランの会」で、年末：12月28日に、ホーム：ノバ　クラウ　アルタで、ベテランの試合が開催されることになっています。ベテランの代表の皆さんとの打合せに参加してきました。

ベテランの皆さんからは、クラブの一員として、会議室やその他施設の借用、ベテランの会として活動する際の資金援助などが主な依頼事項でした。ベテランのみなさんも、家族の事情等で、スタジアムでチームの応援をすること、ベテランの会に参加することから足が遠のいている人が多いので、まず、スタジアムに来るきっかけを作ってチームとベテランの会を盛り上げていきたいということでした。

我々からは、各種施設の使用に関しては、すべてみなさんが作り上げてきた設備なので、自由に使用してほしい旨を伝え、クラブ側の担当者とスケジュールの調整をお願いしました。ベテラン側、チーム側の事情がかさなって、ここ何年も疎遠になっていた状態とのことなので、是非、もう一度、力を併せて我々のサバデルを1部に昇格させましょうという話をしました。

そして、夜は、ベテランの会のクリスマスパーティがあるということで、お招きをいただきました。総勢40名程度のベテランのみなさんさんが、サバデルのアルゼンチン料理のレストランでクリスマスパーティを企画していました。このレストランのオーナーも、元サバデルの選手でスペインリーグ1部でプレーしていたいとのこと。この40名のベテランの皆さんのうち約三分の一の方が、同じくスペインリーグ1部でのプレー経験があるとのこと。今のクラブの皆さんと話をしていると、1部リーグから遠ざかって20余年が過ぎているので、なかなかいい時代の話が聞けず、1部リーグを目指しても遠い存在のように感じますが、そこで戦っていたベテラン選手に囲まれて、1部リーグで戦っていた当時の思い出話を伺うと、とても現実感が一杯で、本当に勇気をもらいました。

向こう1~2年で、ベテランのみなさん、ソシオの皆さんと共に、一部昇格の大パーティを実施することを、チーム一丸となって実現させたいと思います！！

頑張れ！　サバデル！！

今日は、病院の慰問とクリスマスパーティが予定されているため、いつもより1時間早い練習開始となりました。

いつもより1時間早いため、道路事情等がわかっていなかったため、いつもどおりの時間配分でホテルを出ると、なんと朝の通勤渋滞。草民とマコトコーチは、遅刻は罰金処分。車のなかに緊張感が高まります。

ほんとにギリギリでなんとか滑り込みセーフで間に合ったのですが、ほかの選手たちも御多分にもれず、渋滞に巻き込まれて同じ時間に到着してからのダッシュ。まぁ、日本人の我々が交通渋滞を予想しなかったんだから、スペイン人の彼らの方が先に気が付くこともないだろうと、なんとなく納得。でも、他の選手たちも同じ時間に練習場に到着しているのは面白かったです。

まぁ、そんな選手たちの中でも、ちゃんと早く到着して、グランドに早々に出てくる選手もいるわけで、アルティアガ、ファンホ、オルモの三人はグランドで早速、サッカーボールで戯れていました。

練習前には、コンサドーレの奈良選手にインタビューし（こちら）、かるく体ならしのアップの奈良選手

まだまだリズムに戸惑う部分はあるようですが、段々と適応能力の高さをみせてくれました。

そして、練習の後は、サバデルの総合病院に入院している子供たちのクリスマスの慰問に向かいました。

廊下にプレゼントワゴンを置いて、選手達がプレゼントをとって病室にはいり、子供達に渡しました。さすが、スペインなのか、サッカー選手が病室に入ってくると歓声が上がり、とても喜んでもらえました。年一度のイベントではなく、サッカー選手が慰問に定期的にいくということを是非、考えたいと思いました。

プレゼントはこんな感じで、コルティンググレス（スペインのデパート）の包み紙のプレゼントと、なぜか、ドラえもん。ドラえもんパワーも感じました。

そして、プレゼントをあげてから、病室をでてきた草民。

そのあと、看護師の方々にサインをねだられていました。

そして、慰問のあとは、クリスマス恒例行事であるクリスマスパーティ会場へ移動。選手、クラブスタッフ、各マスコミのサバデルの番記者、市役所の関係者、スポンサーたちと約120名くらいのパーティ。

2014年に向けて、がんばろう！！ということで、パーティを終えました。でも、一番、びっくりしたのは、うちのスタッフの女の子たちのファンキーなところ。お酒を飲んで大騒ぎ！？　ラテンの女性には気をつけましょう！？

一部新聞記事でも報道されましたが、コンサドーレ札幌の奈良選手がサバデルの練習に参加してくれました。奈良選手はU－22の日本代表CBに選出されている、将来有望選手で、短い期間の参加になりますが、スペインで日本にはないものを経験して帰ってもらえればと思っています。

残念ながら、私自身は別の予定があったので、奈良選手のプレーを直接みることはできていないのですが、本人の感想としては、リズムが速い・・・だそうです。

日中は、バタバタでバルセロナとサバデルを往復して、午後9時からやっと夕食。奈良選手と草民、そして草民が久我山高時代のチームメートで早稲田大学から現在、ドイツリーグ4部でプレーしている高橋選手と食事をしました。

まぁ、草民たちの高校時代の話から、札幌の話、ヨーロッパサッカーの話とあっという間の2時間半を過ごしました。

そのときの様子をUstreamにあげましたので、興味のある方は是非、ご覧ください。

草民と高橋選手の話はこちら。奈良選手の話はこちら。

3選手共々、これからの活躍に期待です！！君たち、がっつり稼いだら、おごってね！？