サバデル」カテゴリーアーカイブ

取材と取材のあいまのバルセロナ

バルセロナでさまざまなメディアからの取材を受けましたが、その間を縫って、すこし街中を歩きました。遅い夏のバルセロナの様子はこんな感じで・・・

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青く澄んだ空に緑が映えますね。ランチをとりにバルセロナのビーチの方に向かいました。この時、気温は23度くらいだったと思うのですが、

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ビーチでは水着になって日焼けをしている人、泳いでいる人がたくさんいました。地元の人曰く、「平日の昼間にビーチでゆっくりしているのは、観光客か失業者しかいないでしょ」だそうです。そりゃそうですよね。毎日こんな風に過ごしていたら、国は発展しませんよね。

この日に取材を受けた内容が早くも記事になっていました。スペイン語になりますが、坂本が会長に就任してから2か月が経ちますが、どういう2か月だったか、そしてリーグ戦が始まっているのでチームのパフォーマンスに対してどう考えているか、1部リーグ昇格のヴィジョンは変わっていないか等々の質問を受けました。

El9 (3)

Marca (3)

また、カタルーニャ語になりますが、RAC1というカタルーニャ地方のナンバー1スポーツラジオ局でも、10分程度のインタビューをうけて放送されました。聞いてみたいかたは、こちらをどうぞ

カタルーニャのなかですこしでもサバデルを知ってもらうために、地道な作業ですががんばっています!

 

 

リーガアデランテ 第5節 CEサバデル vs SDエイバー 

2013年9月14日午後8時:スペイン時間に、第5節 「CEサバデル vs SDエイバー」戦がサバデルのホームで実施されました。この試合には、スペイン代表の女子水球チームが招待されていました。スペイン代表チームには、サバデルの水泳クラブに所属する選手が6名います。 SONY DSC試合開始前に水球チームの記念写真がプレゼントされ、クラブからはそれぞれの名前がはいったサバデルのユニフォームをプレゼントしました。SONY DSCSONY DSCSONY DSC華やかな試合開始前の行事が終わって、いざ、試合が始まりました。エイバーは、守備が非常に固くて有名なチームで、サバデルもエイバーの固い守備に攻め手がなかなか決まりませんでした。しかし、先発したFWエドガーの頑張りが私の眼にはとても印象に残りました。SONY DSCSONY DSCSONY DSCSONY DSC前半を0-0のまま折り返し、後半への不安を残す形になりましたが、後半開始早々、サラメロ監督が動きました。よれんてに代わって、タムードを投入。俄然、サバデルの動きがよくなりました。そんななか、7番ガトーがペナルティキックのチャンスをものにします。落ち着いて、ガトーがポスト右にあたるシュートを決めて1-0とサバデルがリード。SONY DSCSONY DSCこのまま、後半エイバーを0点で抑えて、サバデルが逃げ切ることができました。久しぶりの勝利で、勝ち点3を加えることができました。

第5節を終了して、2勝2敗1分けです。ここで、PKでしたが、勝ちのリズムを取り戻して、勝ち点を順調に積んでもらいたいものです。次のホームゲームでは、いま、故障で出れていない選手が回復して、試合にでれるかもしれないという話も聞いています。まだまだ、本調子ではないにせよ、まだまだサバデルはよくなるはずです。

がんばれ! サバデル!!

9月11日のカタルーニャ記念日とスペイン国王杯

サバデルのコパ デ デレィ(スペインカップ戦)の初戦は、2913年9月11日(水) 17時(スペイン時間)に行われました。サバデルのホームでラスパルマスと戦いでした。

9月11日は、カタルーニャが1714年にスペイン継承戦争に敗北した日で、独立を奪われた日としてカレンダーに刻まれています。カタルーニャにとっては、民族意識を回帰する記念日として大切にしている日で、来年(2014年)は独立を失ってから300年の節目の年となります。その節目の年にもう一度独立を勝ち取ろう。2013年はその準備のための決起の年にしようというスローガンが掲げられて、カタルーニャ各地で独立の狼煙をあげるイベントが行われた日でもあります。

カタルーニャ人の団結を確かめ、そしてその団結の固さを表現するために、「カタルーニャの道」という企画が行われました。これは、カタルーニャ北部のエル・ペルトゥースという町から、南部のバレンシア州のアル・カナーという町までの約400kmを、カタルーニャ人の手と手をつないで繋がろうという企画です。

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サバデルも勿論、カタルーニャ州にある町ですから、当然、毎年、記念イベントが開催されています。このコパ デ デレィの初戦前に、クラブとして、毎年、記念イベントに参加して花を添える習わしなので、会長に就任した坂本もこのイベントにプレゼンターとして参加しました。

SONY DSCSONY DSCSONY DSC記念イベントに参加した後、クラブに戻ると、すでにロッカールームは用具係のジョルディにとても綺麗に準備されていました。

各選手の練習用シューズ、試合用シューズ、ロッカー内でのスリッパ等、各自の道具をすべて管理していて、試合前には一つの間違いもなく並べています。

そして、雨や、「カタルーニャの道」のイベントのために、コパ デ デレィ戦の入場者が極端にすくないのではないかという心配も、どこかに吹き飛ばされたように、サッカーにはいい気候で、たくさんのソシオの皆さんに見守られながら、試合が始まりました。

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前半早々、サバデルはディフェンスのちょっとしたミスから失点してしまい、1点を追いかける展開になりました。前アラべス戦でも同様に1点を追いかける戦いだったので、きっと追いつくと信じての観戦で、前半は0-1とリードを許したまま終えることとなりました。SONY DSCSONY DSCSONY DSCSONY DSC後半始まってすぐ、2人の選手交代をして、より攻撃重視の布陣をとった直後、ペナルティーキックのチャンスをもらい、これを7番:ガトーが確実に決めて1-1の同点となりました。

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その後、追加点を狙うサバデルからボールを奪い、カウンターを仕掛けたラスパルマスの攻撃陣に追加点を決められて1-2とされます。

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それでもあきらめずに、もう一度、同点のチャンスを狙ってアルティガに変わって長身のFW:エドガーを投入して猛攻を仕掛けたサバデル。

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全員攻撃をなんども仕掛けましたが、すきを狙っていたラスパルマスに、試合終了直前にボールを奪われ追加点を奪われてしまいました。

結果、1-3の惨敗となりましたが、修正点が明確になった試合でした。

3日後の14日(土)は、アイバ―との第5節が待っています。1週間に3試合のハードスケジュールとなりますが、問題点を修正して、再び勝利のリズムを取り戻してもらいたいものです。

まだまだ、これから。

がんばれ! サバデル!!

オリンピックセンター(CAR)での練習風景

アラべス戦を終えて、コパ デ ディレィ(カップ戦)に向けて、練習をサバデル近郊のサンクガという町にあるオリンピックセンター(CAR)で始めました。DSC_4112 DSC_4113

練習前にバラバラで話をしたりボールで遊んだりしている様子です。

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そして、いよいよ集合して練習が始まりました。

DSC_4121まずは、フィジカルトレーニングからはじまり、

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ボールを使ったパス練習。近距離にも関わらず、そうとう蹴りこんだキックで練習をします。

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そしていつも感心する狭いスペースでのパス回し。これは動画でどうぞ・・



当初はパス回しの速さにとまどっていた草民も、随分、リズムが速くなってきて対応できるようになったと思います。この後、ゲーム形式の練習の中で、攻守の切り替えの確認やセットプレーの動きの確認をして、2時間強の練習を終えました。

明日の国王杯の初戦が楽しみです。みなさん、応援よろしくお願いいたします。

がんばれ! サバデル!!

第4節 CEサバデル vs アラべス戦

前哨戦!?のあと、いざ、スタジアムに向かった徒歩で向かいました。DSC_3923DSC_3926DSC_3927DSC_3928ムムム・・・ いろんな道からおびただしい数のアラべスサポーターが集結してきます・・・DSC_3931そして、チケットを求める長蛇の列・・・、アウェイ感満載でスタジアムへの道のりを歩きました・・・DSC_3934アベリアーノ会長の横を歩くサバデルのイケメン:イグナシオ副会長。すこし、やれるかも・・・という気にさせてくれる気がします。DSC_3939そして、いよいよスタジアムに入りました。ピッチでは、アラべスのマスコットがスタンドを盛り上げています。DSC_3940DSC_3941ゲームのマッチレポートはMakotoコーチに譲るとして、試合開始から早いタイミングで「オフサイドじゃない!?」というゴールで先制され、終始、アラべスを追いかける展開となりました。前半を0-1で終了して、ハーフタイムの間にラウンジに連れて行っていただきました。DSC_3948歴代会長が掲げられているラウンジです。DSC_3950なんと、そこに現在、怪我で療養中のスペイン代表で、現バイエルン ミュンヘンDF:ハビ・マルティネス選手がいました。なんでも、サバデルの新加入選手:ルぺルと同郷でオサナス時代のチームメートだそうです。それで、サバデルでのデビュー戦を応援に来たとのこと。DSC_3952「アミーゴのルぺをよろしく!」と流暢な英語で話しかけられ、「いやいや、我々のほうこそ、よろしくお願いします。なんなら、ハビもサバデルで一緒に戦ってよ。給与は払えないけど・・・」と返したら、”ニコッ”と笑顔で返されました。さすが、スーパースター、なんどもそんな誘いは受けているから嫌みのないナイスな「微笑み返し」。

そうこうしているうちに、後半ゲームが始まりました。後半早々、一気に3選手を交代させ、攻撃力をあげようとしたサバデル。元スペイン代表:ラウル タムードもサバデルでのデビューを飾りました。アラべス5アラべス4アラべス3タムードの人気はここアラべスでもすごくて、ピッチへの登場に会場がざわめき、試合のあとはサイン攻めで動けないほどでした。アラべス2なんども、全2試合とは異なり、心が折れずに猛攻をしかけたサバデル。チームキャプテンをしているコジャンテスを中心に、いいチャンスをつくりながらもなかなか得点につながらない。キーパーのナウセッツもスーパーセーブを連発します。あきらめずに攻め続けたサバデルはついに、試合終了直前の90分:キコが同点のゴールをねじ込み、1-1の引き分けに持ち込むことができました。アラべス111日のカップ戦、そして14日の第5節 SDアイバー戦にもいい形でつながっていく引分けだったと思います。

是非、みなさんもご一緒に・・・

がんばれ! サバデル!!