昨日につづいて、今日はLFPの総会に出席しました。昨日は、2部のチームが集まっての部会的なあつまりで、今日は1部のチームも含めたスペインプロフェッショナルリーグに属するクラブの全ての会長または代表者が集まる総会でした。手前の列にLFPの役員たちが座り、スクリーンに向かって右側がスペインリーグ1部に属するチーム、左側が2部に属するチームが座ることになります。そして、手前側(スクリーンから遠く、LFP役員に近い座席)が上座となり、各リーグで設立年が古いチームから上座側に座っていくという序列になります。なんと、サバデルは創立110年が経ち、今年で111年目になりますから、序列的には2部でなんと2位のポジションに座ることになっています。
そして、椅子の後ろには各クラブの旗が序列順に並べられています。 2部の旗1部の旗
そして総会が始まる前の様子です。総会が始まる前にはTVカメラが入りました。
写りがよくないですが、私の正面にはバルサのサンドロ・ロセが座っています。バルサも1部では序列が2番目で、サバデルと同じです。
午前11時から午後2時まで3時間、休憩なしでぶっとうしの総会でした。冒頭、新しくLFPのメンバーになったサバデルとマジョルカの会長が紹介されました。LFP役員から、各々の担当事案について報告、質疑応答を経て、与えられた封筒をつかって多数決に票を投じていくということを何度も繰り返していきます。
総会での議案は公にはできないので伏せますが、LFPとしての収支報告等々、スペインサッカークラブの経営面が見通せる十分な情報、各議案についての附帯資料等が配布されて、合計6事案に対して多数決がとられました。
立食の軽いランチが準備されていました。午後は、また、違う議案について説明があって投票になりますが、我々はべつのアポイントがあったため投票を会長に一任してLFP総会を後にすることになりました。
日本人として初めてLFP総会に出席しましたが、バルサとレアルという2大クラブをかかえてのリーグ運営のむずかしさを具体的に理解できるいい機会になりました。