さぁ、みなさん、本当に開催できるのか不安になってしまうほどの午後のゲリラ豪雨の後、小雨がほんの少し残る中、FC東京ソシオにとっては思い出の場所:西が丘にてフレンドリーマッチが開催されることになりました。
選手たちの到着が渋滞で若干遅れる中、ユニフォームが並べられたロッカールームの様子です。サバデルのフラッグとキャプテンのアントニオ(8番)がつけるカタルーニャ旗の模様をあしらったキャプテンマークがかかっています。そして、選手たちが到着して、ロッカーに次々と入っていきます。
荷物をロッカールームに置くと、すぐにピッチに出て芝生とスタジアムの様子を見に行く選手たちがいました。渋滞で選手たちの到着が遅れたため、FC東京の運営の方たちは分刻みのプログラムを用意していてハラハラされていましたが、サバデルの選手たちは、「スペインだと試合開始10分前にグランドにつくことがよくあるので、全然問題ないよ」と、時間のないことにまったく気にしない様子。まったく、スペイン気質です。そして、ロッカーからピッチに向かう選手たち。左肩の日の丸がとても壮観でした。まだまだ数が少ないですが、サバデルファンのみなさんもスタンドから応援してくれています。日本でもひとりでも多く、サバデルを応援していただけるファンの方が増えるように頑張っていきたいと改めて思います。そして、集合写真をとってから
草民も試合後のインタビューで語っていましたが、試合開始15分くらいは、柄にもなく緊張していたのか何をしているかわからない感じだったそうです。緊張に加えて、新チームとしての初めての試合だったことも大きく影響したことでしょう。
開始早々の前半7分、FC東京 MF32 ネマニャ選手に先制のゴールを奪われたサバデルですが、徐々にその動きがよくなり、前半34分に草民のゴールで同点において1-1で前半を終えました。
そして後半が始まった70分、DF15 パブロがサバデルBチームから帯同させたDF22ジョアン ノゲイラと交代すると、直後の71分、なんと、後半から出場しているFC東京 MF17 河野広貴選手に得点を取られてしまいました。ご存知の方も多いと思いますが、河野選手は5月末にサバデルで練習参加してくれた選手。悔しいと同時に、しばらく試合に出れていなかった河野選手が、貪欲な気持ちをもって結果をだしてくれたことが、とてもとても、嬉しくなりました。
そして、河野選手の得点の7分後、78分にFWアニーバルの得点で2-2の同点に追いつきました。 そして、そのまま2-2の引き分けで試合を終えました。終了後に、草民のインタビューがあり、ソシオのみなさんにスペインリーグに挑戦することの抱負を語ってくれました。
2-2の引き分けの試合でしたが、FC東京のあたたかいファンのみなさんの声援のなかで、2013-14シーズンの始動ができたことを心から感謝したいと思います。サバデルのことを知っていただいたみなさまには、是非、草民とサバデルの2013-14シーズンを応援いただければと思います。さて、では、ご一緒に・・・
がんばれ! サバデル!! ナイス ゲーム!!!