サバデルからマドリードへ

すでにレアルキャンプのHPをご覧の方はお気づきかとおもいますが、サバデルから日帰りでマドリードに行ってきました。

目的はこの夏のキャンプの打合せと、来季のサバデルの新チーム構成にむけた様々なヒヤリング活動です。面白いのは、やはり、サバデルはカタルーニャのチームで、どうしてもバルサやエスパニョールの選手が多く、カラーがどうしてもその色に染まってしまうこと。勿論、カタルーニャのチームなので、それでいいと言えばいいかもしれませんが、そのなかに日本人色をいれながら、あたらしいカタルーニャの形、むしろコスモポリタンなカラーに仕上げなければいけないので、できれば、カタルーニャ人ばかりで固めるのではなく、マドリード周辺のカラーもチームに加えたいという社長の思いがあるようです。

仕事をしていてもそうですが、あまりに仲が良い友人が相手だと、感情的に文句を言ってしまったり、あとあとまで、あのときなんであいつはこういったんだろう、友達なのに・・・とか、いろんな感情が入ってしまいますよね。今回、サバデルの経営陣やチームとゆっくり話をして感じたことの一つが、「チームのために必用なのは、ひとつのゴールに向かってプライベートが関係ない集団が意思統一をして結束して頑張るプロ集団化」の重要性です。そういう考えが一つあって、あえて、マドリード近辺のサッカー関係者と話をしてみたいというのが社長の考えでした。

勿論、そういうときに頼りになるのがイニャッキです。イニャッキに相談すると、すぐにいろんな友人を紹介してくれました。レアルとのミーティングの後、スペイン特有の14時30分からのランチミーティング。遅い!ので、すこしお腹がすいてしまうわけです。そこで、サンチアゴベルナベウからレストランに向かう途中に、すこし寄り道・・・

620-21入口からして、すごく高そうなレストランですが、

620-22

この入口に、カウンターバーがあり、なんともいい雰囲気で簡単なタパスとビールがいただけるお店でした。残念ながら、カウンターバー部分の写真を撮り忘れ・・・ なぜかというと、いかにも金持ちですっていう感じのおじいさんに、「おぉ、どっからきたんだぃ。へぇー、サバデルかぃ。レアルにも用事があるんだ。へぇー」みたいな感じで、おしゃべりに巻き込まれたからで・・・ なんとか、タパスだけは写真に収めました。

620-8

620-7ほんの少しのつもりが・・・ ビールをぐいぐいと飲んでしまい、結構、いい気分に・・・・

そして、あわててイニャッキと約束したレストランに向かいました。

イニャッキの友人のニコとイニャッキの奥さんとサッカー談義。育成のありかた、選手のトレード方法、監督との付き合い方、GMの役割等々、本当に参考になる話をありがとうございました。

620-20

話はつきないですが、バルセロナに帰る電車の時間が近づいてきたので急いで、レストランを後にします。620-9帰りの特急電車はとても混んでいて、マドリードとバルセロナの往来は、東京-大阪みたいで頻繁に行われているんだなぁと感じました。そして、帰りは3時間10分の道のり。いわゆる(ひかり)に乗った感じで、停車駅が多く、とてもバルセロナが遠く感じました。

でも、ほとんど、ビールが手伝って、爆睡でしたが^^