6月17日(月)午後7時30分からツバサのサバデルでの通常練習が始まりました。この時期には、ヨーロッパ中から、サバデルの育成機関を目指してテスト生が練習参加しています。サバデルの練習着を来ていない選手は、練習参加生です。
この日はフェイントを入れてボールをもらう動きからの、1対1の練習でスタートをしました。
そして、いつもいつも感心させられるのが、子供たちの両親がよく練習場で練習を見守っていることです。ほんとに生活の一部になっていて、大人は大人でサッカーママ/パパどうしがおしゃべりを楽しんでいます。
1対1の練習から、徐々に2対2、3対2、4対3とコンパクトななかで、数的優位をつくりながら、シュートを狙う練習を繰り返しました。
サバデルでは、ボールをもらうとき、パスを出したとき、その後、どういう動きの選択肢があるのかを思考することを重要視します。早いパス回しの中で、状況に応じて数的優位をつくるためのポジショニングを理解するために、頭で理解した後、練習で実践するということを繰り返し行っています。
コーチの話すスペイン語の指示が、まだわからないツバサには、マコトコーチが要所をサポートすることで、練習の意図をちゃんと理解できるように促しています。全部を説明してしまうと意味がなくなってしまうので、少し物足りないくらいがちょうどいいというマコトコーチ。こういう作業の積み重ねが、子供達をどんどん成長させるんですね。
ツバサも、練習中に話す言葉が単語ベースですが、スペイン語が普通に出るようになってきました。「ソロ(フリー)!」、「トッカール(足元にボールをくれ)!」、「シー(オープンスペースにボールをくれ)!」などなど。段々さまになってきました。
練習のあとは、サバデルの名物店主:ホセのお店で、サバデルの女神!?のカルメン22才の誕生パーティに少し顔を出しました。
マコトコーチの前に居るのがカルメン!うちの社長もなんだか、必死の作り笑顔です。その隣は、熱烈なサバデルのサポーター。正面は、ホセの娘のカロリーナと、すこし照れ気味のツバサ。実は、ツバサは練習前後にこの店でコーラを飲みながら、ホセ、カロリーナ、カルメンたちと1時間くらい話をしています。みんなが、ツバサに一生懸命スペイン語を教えているのです。
ホセ:「ツバサ、俺の真似してしゃべってみろ!」
ホセ:「注文は自分の口でいってみろよ」
などなど。ほんとうに、みんなで子供達を受け入れてくれるので、勿論ホームシックにもなると思いますが、新しい家族や仲間ができるので、それも時間の問題になることを祈っています。
ホセのところで何気にビールのツマミに最高なのが、この豚のばら肉のフライ。脂肪イッパイで、塩をかけて食べるので、体に全くよくないですが、これがビールに最高です。
そして、余談ですが、数日前のブログでオランダのトイレの的の話をしました。・・・ ホセのところはホセらしく特別です。
グラマー美女が的になっています。いやーーー、ホセらしい。
そして、なぜだが、パーティの最後は
ホセの店の前でサッカー(鳥かご)です。なんで、飲んだ後にサッカーするのか意味が分かりませんが、こんなところが、スペインなんですね。
マコトコーチのいやらしい笑顔のサービス!? ニヤついてんじゃないよ、まったく!!
羨ましい・・・・