月別アーカイブ: 2013年3月

永井が入団会見、通訳はGK川島?(2013年1月29日掲載)の続編

2013年1月29日のBLOGで「永井が入団会見、通訳はGK川島?」を書きましたが、その内容に関する追加記事が2013年3月1日付でNumberの中にありましたのでご紹介します。

現地連続インタビュー 小野裕二 x 永井謙祐 リエージュが日本人アタッカーを欲しがる理由

ご一読いただければわかりますが、やはりチームの意図がBlogでご説明したとおりだったことがわかりますよ。

ヨーロッパで戦うために、リエージュが日本人のための教育をしてくれるとは思えませんが、小野選手と永井選手の活躍を期待したいと思います。

これからヨーロッパを目指す選手は、是非、我々のシステムを利用して、たくさんのことを学び、何も話さないサッカー侍ではなく、日本人としてチームにとけこみ、チームを引っ張るリーダー的存在として飛躍してもらいたいものです・・・

 

 

Makotoコーチのサバデル通信 3月3日

CEサバデルでは、2週間に1回、指導者を育成するためにコーチへの講習会が行われています。スペインの他のクラブと日本のサッカークラブで、積極的に指導者を育成しているチームがどのくらいあるかわからないですが、サバデルでは、組織(チーム)を成功に導くためにやるべきことの一つとして、指導者の育成を重要視しています。部下(コーチ)の育成でコーチの質を向上させれば、その結果として、選手も効率良く上達するはずという考えです。

023

CEサバデルの育成部門では、年間を通じたトレーニングプログラムを採用しています。指導者が通年のトレーニングの全体像、および個々のトレーニングの意図を理解していなければ、このプログラムの意味がなくなってしまうということもあり、育成部門の責任者であるJaver Perez氏が講師として、約一時間の講習を定期的に実施しています。

今回の指導者講習テーマはトレーニングプランニングで主に1日のトレーニングのプランニングについて講義がありました。

サバデルジュニアカテゴリーのトレーニングは、テーマに沿って基本的に3つのセッションに分かれています。

1つ目のセッションでは個人能力(個人技術、個人戦術、コーディネーション)、2つ目のセッションは少人数でのグループ戦術、そして、前回のサバデル通信でお伝えしたトレーニングは2つ目のトレーニングの内容が多く含まれていることがわかりました。ターンやストップ、ダッシュを繰り返すことが多く、瞬発的な負荷がかかり、プレーがどんどん展開されていくので、心理的な負荷が大きいトレーニングでした。

3つ目のトレーニングは2つ目のトレーニングをよりゲームに近い形に発展させ、実際の試合の中でどのタイミングでどの様に活用していくかを考えさせる様に設定されています。サバデルのトレーニングは、90分の練習時間をテーマが異なる3つのセッションで分割して実施されています。さらに、それぞれのセッションごとに年間を通じたトレーニングプログラムが組まれています。

こうした年間を通じたトレーニング計画を作成することで、昨年の今日、どんなトレーニングを実施していたか、そして、シーズンを終えた時点でどこが良くなり、どこが改善できていないかを分析しています。年間を通じたトレーニング計画と、その結果を常に分析して改善点を明確化することで、チーム及び選手の課題に特化したトレーニングプログラムを作成し、何年も継続して選手を育成することで、プロとして通用する選手の育成を実現しているのです。

講義の最後に育成部門の責任者であるJaver Perez氏は育成でもっとも大切なことは「Aprender y Entrenar  (学ぶこと そして トレー二ングすること)!」という言葉で講義を終えました。

このような取り組みが、CEサバデルのカンテラからすばらしい選手だけでなく、すばらしい指導者を生み出し、CEサバデル独自のスタイルを確立していくのだと思います。

グアダラハラ vs CEサバデルの試合結果 3月3日

第28節 グアダラハラ vs CEサバデルが3月3日にグアダラハラの本拠地エスタディオ・エル・アルコラス(8000人収容)にて実施されました。

結果は、1-1の引き分けでした・・・・  くぅ~~~(川平慈英風に・・・)

その他の上位チームの成績をまとめると・・・

順位 チーム名 得点 勝敗 順位 得点 勝敗
1 エルチェ 2 10 レクレアティーヴォ・ウエルヴァ 1 ×
2 アルメリア 2 21 エルクレス 0 ×
3 アルコルコン 1 15 ウエスカ 0 ×
4 ジローナ 0 × 18 スポルディング・ヒホン 4
5 FCバルセロナB 3 9 ラス・パルマス 3
6 CEサバデル 1 17 グアダラハラ 1
7 コルドバ 0 × 8 ヴィジャレアル 2

上位3チームは順当に勝ち点3を加え、4位のジローナが負けて得点つかず。そして、5位FCバルセロナBと6位のCEサバデルが引き分けで勝ち点1を加えた結果となりました。

これらの勝ち点を順位表に反映させえると・・・

順位 チーム名 勝ち点
1 エルチェ 64 19 7 2
2 アルメリア 52 15 7 6
3 アルコルコン 48 15 3 10
4 ジローナ 45 13 6 9
5 ヴィジャレアル 44 11 11 6
6 FCバルセロナB 43 12 7 9
7 CEサバデル 43 12 7 9
8 ラス・パルマス 42 11 9 8
9 コルドバ 41 11 8 9
10 ポンフェディーナ 41 13 2 13
11 レクレアティーヴォ・ウエルヴァ 40 12 4 12
12 ヌマンシア 37 9 10 9
13 CDルーゴ 36 10 6 12

第27節まで7位だったビジャレアルが勝ち点44で5位に浮上、5位と6位だったFCバルセロナBとCEサバデルが一つずつ、順位を落として6位FCバルセロナB、7位CEサバデルとなりました。

しかし! 前回もお話しましたがFCバルセロナBは昇格資格がないので、7位のCEサバデルは入れ替え戦圏内を守っています。

来週は、是非、勝ち点を加えてほしいものです。

頑張れ!サバデル!!

グアダラハラ vs CEサバデル 3月3日 

第28節 グアダラハラ vs CEサバデルが3月3日にグアダラハラの本拠地エスタディオ・エル・アルコラス(8000人収容)にて実施されます。

CEサバデルにとってはアウェイの試合となりますが、グアダラハラは第27節を終了して17位のチームです。先日のシェレス(現在22位)との試合のこともありますので(ロスタイムでオウンゴールで1得点して辛勝)、気を引き締めて戦ってほしいものです。

サバデルに関係する上位の対戦をみると

順位 チーム名 順位
1 エルチェ 10 レクレアティーヴォ・ウエルヴァ
2 アルメリア 21 エルクレス
3 アルコルコン 18 ウエスカ
4 ジローナ 15 スポルディング・ヒホン
5 FCバルセロナB 9 ラス・パルマス
6 CEサバデル 17 グアダラハラ
7 コルドバ 8 ヴィジャレアル

番狂わせがない限り、上位チームは順当に勝ち点をとることができそうなカードでしょうか。我々のすぐ下に居るコルドバとヴィジャレアルが勝ち点の取り合いで、どちらかが下位に落ちそうですね。

サバデルの試合開始はスペイン時間:3月3日(日)17時、日本時間3月4日(月)午前1時です。深夜になりますが、頑張って試合の様子を見守りたいと思います。

頑張れ!サバデル!!