サッカーの話題とは異なりますが、先日、ビジネスで成功しいている社長さんから聞いたお話をひとつご紹介します。
社長:「ビジネスは波乗りみたいなもんですよ。いいサーファーになることがビジネスを成功させるヒントになります。」
私:「はぁ、波乗りですか?」
社長:「まず、サーファーは波に乗れなきゃ話にならないでしょ?会社に勤めて、現場で頑張ってるってことは、次々やってくる波を上手に乗りこなしている状態と同じだよ」
私:「ふむふむ、確かに波に乗れなきゃ、サーファーにならないですもんね」
社長:「そうそう。まず、波に乗ることができないとサーファーになれない。仕事でも、まずは、目の前にある仕事をきちんとこなすことから始まるでしょ。そして、次に大切にのは、いい波を選ぶこと。つまり、いい仕事を選択していくこと」
私:「なるほど」
社長:「いい波を選ぶのは、ビジネスでいうと、現場の責任者になったころかな?いい波を選んで、自分で率先してその波に乗りながら、部下に乗れといってチームで波を攻略していく感じ!?」
私:「あー、そうですね。」
社長:「そして、次は、部長やその上のレベルになると、今度は、波をつくることができるようになる。つまり、仕事をする側ではなく、作る側になるといこと」
私:「波を作っちゃんですか?」
社長:「そうそう。だいぶ難易度があがってくるけどね。自分で手足を動かして作れる波はたかだしれているので、天候や、やってくる波をどうやって合成するかで、自分のビジネスという波を作る。波に乗るのと波を作るのはまた違うテクニックだからね。仕事を作るときも同じ。ひとりでバタバタしていてもたかが知れている。周りの様子、タイミングを上手にみながら、絶妙のタイミングで仕事をつくる。」
私:「なんか、難しくなってきますね・・・・」
社長:「でもね、本当にすごいのは津波。これは波乗りがどうこういうレベルとはまったく関係ない世界。すべてのものを押し流してまう。ビジネスの世界でいう津波は、人の生活、ライススタイルを変えてしまうようなことがそれにあたる。例えば、車、電話、インターネット、携帯電話・・・・ どれも、人のライフスタイルを変えたできごと。これらに関連する仕事をしていた人は、ビジネスの上手下手は関係なく、ただ、爆発的に押し流される。ビジネスを成功させるには、津波に巻き込まれるのが一番簡単ななんだけど、地震がどこで発生するかはわからないから、難しいんだけどね・・・・」
私:「津波かぁ・・・、いつ来るかもわからないし、規模もわからないですからね」
本当の津波は困りますが、ビジネスの津波は飲まれてみたいですね。そういえば、三陸の津波の周期も40年・・・ 固定電話が広がってから、携帯電話が普及するまで40年・・・・ともに40年ですね・・・、 我々がビジネスの津波に飲みこまれるのは・・・ 棺桶に足を突っ込む直前でしょうか。 おそかったかぁ!?