月別アーカイブ: 2013年5月

都市伝説!?

以前にも書きましたが、今年は、ヨーロッパのビッグクラブと言われるチームのスクールがたくさん日本に開校します。ある意味、2013年が「ヨーロッパクラブ日本校元年」といえるのではないでしょうか?

さて、そんな元年だからこそ、「ビッグクラブの育成ってどうよ!?」とみなさん、考えてみたことありますか?

といいながら、「E+Uだってレアルの育成キャンプを主催してるでしょ?」と言われそうですが、

- 我々は世界最高峰のクラブをまず見る!体験する!

ことを目的に育成キャンプを主催しています。勿論、カンテラにスカウトされることも十分考えられますが(今も、そういう話が続いていますが)、その後の育成プログラムを考えると、それが本当に最良で唯一とも考えていません。むしろ、日本人の子供たちにとっては、日本人にあったプログラムでサッカーを学び、レアルやバルサを「ライバル」と捉えて育成したいと考えています。だから

レアルキャンプチラシ

というチラシを作成しました。「その1」と「KICK OFF」に我々の考えや思いを詰め込んでいます。

ヨーロッパには、トップチームをもたない育成チームがたくさん存在していることをご存知ですか?中高生までの育成プログラムをしっかり提供して、ビッグクラブのライバルクラブとして公式戦を戦いながら、トップチームが一部、または二部に属しているクラブの、ユースまたはセカンドチームでプロ契約をさせることを目的としているクラブがあることを。

事実、ビッグクラブの育成からトップチームに上がる選手が少ないのは、こういう「育成専門クラブ」が輩出するタレントが、たくさん活躍していることが背景にあります。

例えば、CEサバデルの育成チームでも、2013-2014シーズンはカデテAチーム(14-16才)はFCバルセロナやエスパニョールと同じリーグで戦い、しのぎを削ります。FCバルセロナやエスパニョールの監督やスカウトに、「あいつがうちのチームに居れば・・・」と思わせることができれば、選手として、これほど最高のパフォーマンスはないと思いませんか?

FCバルセロナが13才のメッシをアルゼンチンからスペインに呼び寄せたことがきっかけで、なぜだが、日本では、「ヨーロッパのクラブはお金を出して、優秀な子供を青田刈りする」という大きな誤解を生んでいるように思えます。マスコミの報道手法のためか、関係者の意図的なものなのか。または、関係者がクラブの経営を全く理解できていないためなのか。おそらく、そのすべてが理由だと思いますが、しばしば、耳を疑うような都市伝説を子供たちの親から聞かされることが何度もあります。

「XX君は、7000万円もらって、某クラブにいったらしい」

はっきり言いますが、「絶対にないです!!!」。 クラブ関係者に聞いたら、大声でお腹をかかえて笑っていました。

子供がヨーロッパでプレーすることを希望している親御さんは、一度、個別にお問合せ下さい。我々のわかる範囲で、情報を共有させていただき、子供の特性にあわせて、プログラムを考えていければと思います。

リーガアデランテ第37節 「CEサバデル vs ヌマンシア」の試合結果

リーガアデランテ第37節 「CEサバデル vs ヌマンシア」が2013年5月5日(日)午後9時(スペイン時間)、5月6日(月)午前4時(日本時間)にサバデルのホームゲームで開催されました。

結果は、前半18分にM.E.Y.Mohaが1得点、後半15分にJ.J.Collantesが1得点を加え、2-0でリードをつづけました。

試合終了直後にヌマンシアの意地の一発を受け、結果2-1での勝利!!!

3月9日から4連敗の後に1勝して、その後、引分けを含む3試合ぶりの1勝です。3月、4月と苦しい試合が続きましたが、2012-2013シーズンも残すところ5試合。いい流れで終えてってもらいたいと思います。

最終戦2戦は、現在1位、2位のエルチェとアルコルコン戦です。今シーズンの前回の試合は、1位のエルチェには、3-2と惜敗していますが、2位アルコルコンには、2-0で勝利しています。実力がそれほど、離れているとは思えず、シーズン最後のこの時期に、どれだけ体力と集中力を継続できるかが勝負です。

Sabadell Female

写真は、ヌマンシア戦の写真がまだ入手できていないので、今週末にカタルーニャ女子リーグ1部で優勝を決めた女子チームの喜びの写真です。トップチームも彼女たちにあやかって、これから連勝だぁ~

まだまだ~~~

頑張れ!サバデル!!

 

リーガアデランテ 第37節 「CEサバデル vs ヌマンシア」のお知らせ

リーガアデランテ第37節 「CEサバデル vs ヌマンシア」が2013年5月5日(日)午後9時(スペイン時間)、5月6日(月)午前4時(日本時間)にサバデルのホームゲームで開催されます。

ポスター

ヌマンシアには2012年12月2日にアウェイゲームで1-2で敗北しています。現在、両チームとも勝ち点47で同点なのですが、前節1-2でサバデルが負けているため、14位:ヌマンシア、15位:サバデルともに勝ち点47で、得失点差でヌマンシアが14位、サバデルが15位となっています。

前節、イエローカードの累積で出場できなかったゴールキーパのNauzetがサッカー協会の取材にこう答えています。

「チームのみんながプロとしてベストを尽くしているし、決してあきらめているわけではない。降格圏内のチームと連戦しているので、死にもの狂いのチームと戦うのは容易ではなく、運にも見放されて連敗が続いている状況だ。ただ、次節のヌマンシア戦では、この悪い循環を断ち切れると信じている。ホームゲームで、サバデルの心強いファンの応援があるからだ。サバデルファンのみなさん、ヌマンシア戦の90分間、一緒に戦ってください!」

Nauzet

 

その他の第37節の対戦カードは

順位 チーム名 順位
1 エルチェ 4 ヴィジャレアル
2 ADアルコルコン 3 ジローナ
5 アルメリア 21 ラシン・サンタンデール
6 ラス・パルマス 10 スポルティング・ヒホン
7 ポンフェラディーナ 13 レクレアティーヴォ・ウエルヴァ
8 FCバルセロナB 12 CDルーゴ
9 コルドバ 22 シェレス
11 レアルマドリードB 19 ムルシア
14 ヌマンシア 15 CEサバデル
16 グアダラハラ 18 ミランデス

となっていて、上位4チームの四つ巴戦です。5位、6位の結果如何で、自動昇格かプレーオフかが入れ替わりそうな激しい戦いが予想されます。

そして、我らがサバデル、是非、勝ち方を思い出してほしいものです。

まだまだぁ~~~

頑張れ! サバデル!!

ニワトリはどこにいった in 上海

先週末の上海から日本に戻ると、台湾でも鳥インフルエンザの感染が確認されたというニュースを目にしました。

台湾での鳥インフルエンザの上陸について、台湾に旅行している日本人観光客へのインタビューがとられていたのが小龍包の名店「鼎泰豐(ディータイフン)」。インタビューされた日本人観光客は、

‐ マスクをして外出する

‐ 鳥を食べない

ことで、気を付けて旅行しているということでした。

実は、我々も上海で動いているとき、PM2.5と鳥インフルエンザの予防でマスクを持参していたのですが、何よりも驚いたのは、外で30分もしていると自然に喉が埃の中にずーーっといたようにイガイガしてくることでした。現地の人や、上海に駐在している日本の方も一緒だったのですが、彼らはほとんど平気な顔をしています。我々は、PM2.5や鳥インフルという前に、喉のイガイガに耐えられずにマスクをしていました。上海で、私たち以外でマスクをしているのを見かけることはありませんでした。現地の人の現地化する強さを感じた瞬間でした。

そして、昼食に外出した際、前述の「鼎泰豐」の上海店に行きました。店外のテラス席と店内席があり、まよわず店内を指定。店外だと埃のために、せっかくのおいしい料理が台無しになるためです。

鼎泰豐1

このお店に来ると必ず頼むのが

きゅうりのピリ辛漬 小龍包担担麺

 

上から「きゅうりのピリ辛漬」、「小龍包」、「担担麺」です。いつもながらの美味~~。

根拠もなく、「さすがに今回は鳥は避けたほうがいいよね」という話で、鳥をオーダーしなかったのですが、上海への飛行機への機内食で「鳥の照り焼き」がでたのを食べたという話をしているうちに、なぜだか「我々だけ、マスクはしているし、鳥は食べないとか言ってて弱くないか。それで、本当に、世界で戦えるのか!?」と意味もない戦闘モードに。

そして、ここで敢えて、鼎泰豐の名物である「ピリ辛鳥スープ」を頼むぞという事に。

店員をテーブルに呼んで、中国語が話せる上海在住の日本の方が「ピリ辛鳥スープ」をオーダーしようとすると

テーブル

 

なんと、中国人店員に怪訝な顔をされて、「この時期に鳥スープなんてだせないよ。鳥自体が市場に出回っていないからね。」と、なにやら「馬鹿じゃないの、この日本人」的な雰囲気がプンプン漂います。

しかしながら、恐れずに頼んだことで、なにやら不思議な満足感に満たされた瞬間でした。。。

人って本当、不思議な感情の動物ですね。

その後、オフィスに戻って仕事を始めたのですが、オフィスから見える御利益がたかい「静安寺」をみながら、

静安寺

今年も家内安全で、仕事も事故なく、いいサービスが提供できますようにとお祈りしました。ただ、問題は、静安寺がビルの陰に隠れていて、塔の先しか見えていないので、どれだけご利益があるかはまったくの未知数ですが、ぶれない心で頑張っていきたいと思います!