月別アーカイブ: 2013年6月

サバデルな 「JAPANESE NIGHT」

スペインの特徴であるたっぷりなランチからなかなか立ち直れない状態で、夜10時を過ぎてもまったくお腹がすきません。そんな、グダグダの状態で、

「酒でも飲まなきゃ、寝れないぜ・・・」

「こんなときは、刺身をつまみに、枝豆か冷奴くらいがちょうどいいなぁ。」

「でも、バルセロナまで出る気力はない・・・、サバデルに日本食ないの?」

「相当残念なスペイン人が経営する日本食の店は知ってますが、そこなら・・・ ただ、セスクを描いてくれた高橋先生は相当苦笑してましたけどね・・・・」

「そこは、やばいでしょ・・・、他に何かあるんでない?」

と、そこで急遽、高橋先生にサバデルに来ていただいた際、スタジアムに遊びに来てくれたナミさん(スペイン人のご主人と結婚してサバデル在住の日本人)に電話をして相談。なんと、「izakaya」という店ともう一軒あるとのこと。情報提供者であるナミさんにも同行をお願いして、いざ、サバデルの夜に出陣しました。ナミさんのご主人は、Bachelor Partyでいないということで、ナミさんにも快く同行いただき、感謝です。

サバデル市街地の中心の教会前でナミさんと待ち合わせし、いざ、「Izakayaへ!」と思っていたのですが、ナミさん曰く、金曜日の夜で、お店が満席で入れないとのこと。

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そこで、もう一軒のお店に歩いて向かいましたが、そこでもなんと一杯で入れず・・・・ お腹もすいていないので、問題なかったのですが、ある意味、これは夕食難民です。そこで、グダグダしていても仕方ないので、高橋先生が苦笑した、伝説のレストラン「Sushi 21」に向かうことになりました。 こんなお店です。

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うーーーーん、なんで、日本レストランがこのデコレーションなのか、ちょっとびっくりです。むしろ、新宿歌舞伎町の風俗店と間違いそう・・・

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9名で入店したので、テーブルを片付けるまで少し待ってと言われ、入口のバーカウンターで30分・・・・ なかなか席が準備できないようで、このスペイン的な扱いにちょっとうんざり・・・・ でもね、写真に映っているカウンターのひげを生やしたスペイン人のお兄ちゃんが「巻きずし」を巻いていたのですが、よく言えば丁寧、我々の感覚だと「仕事が遅い!」・・・ つまり、「あぁ、そういうことなのね・・・」でした。サービスという観点が大きくぬけていると感じますが、多分、生活のリズムがなにもかも日本とスペインでは違うんだと思います。

で、40分後に席が準備されたので、いざ、レストランの中へ・・・

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用意された席はこんな感じです。まず、お釈迦さまをプリントした間仕切り!?四角いテーブルの上の回転台!?そして、実はこのお店、もともとワインの貯蔵スペースだったようで、正面に映っているレンガ造りの壁は実は本物。まさに、スペインと日本、中国、アジアが融合したかのような「コスモポリタン」なレストラン、「Sushi21」です。

さっそく、料理をオーダーすると・・・・  やはり、ここで料理が出てくるのに30分待たされました。その料理がこちら

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刺身は12切れが一人前で、二人前の注文。つまり24切れきっただけですが、時間かかりすぎじゃないですか?それと、枝豆はレンジでチンではなく、ちゃんと茹でたてがでてきましたが、手がぬるぬるになりました。なんでだ?と思うと、なんと、オリーブオイルがかかっているではありませんか!? でもね、これ以外と美味しかったです。できれば、お手拭を併せていただけると完ぺきでした。でも・・・ 刺身も枝豆も全然、おいしい・・・・ かも!?

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そして、これがエビの「天ぷら」。天ぷら粉になんと「とんかつソース」がオリジナルでかかっています。我々のスタッフ曰く、高橋先生が来たときは、天ぷら粉ではなく、パン粉で揚がっていたとか。「それ、エビフライでしょ!」

それでも、結果、「Sushi21」は、どんどん進化しているようで、決して、まずくて食べられないようなレストランではありませんでした。みなさんも、サバデルに来る機会をつくっていただき、是非、訪れてみてください。

ナミさんは、今年の9月にサバデルで鉄板焼きのお店を開店する予定だそうです。お店の名前は「こて」。我々、そしてここにやってくる日本人選手が通うお店になるので、是非是非、いろんなツマミを揃えておいてくださいね。本当、お願いします。

で、そのナミさんのお父さんは、関西で飲食店を7店舗経営されているそうですが、娘がサバデルに嫁に来てからというもの、「CEサバデル」の大ファンになっているとのこと。それでなんと、日本で乗っている車がこれ!?

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なんと、プリウスにカッティングシートでサバデルのロゴと模様を張り付けたサバデルカーが日本に存在しているのです。おそらく日本で唯一だと思いますが。なんとなく、うれしくなりました!! ありがとう、ナミさんパパ!!

是非、併せて、サバデルでの我々の胃袋も満たしてくださいね・・・・ よろしくお願いします!!

 

 

 

CEサバデル vs エルチェ 前日練習の様子と美味しい午後

明日のエルチェ戦を控えて、トップチームの練習が午前11時から約1時間半程度ホームスタジアムで実施されました。

練習開始前に、約15分程度のミーティングがあり、トップチームの選手たちがピッチに集合し始めます。

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簡単なフィジカルトレーニングのあと、すぐにミニゲームがはじまりました。明日の試合に向けた注意事項を意識しながらのほんとに速いテンポでのゲームが展開されます。

試合前の練習を、現在、バルセロナで指導者の勉強をしている廣山望さんが見に来てくれました。サバデルがチェルシーからレンタルしているウリ選手とは、昔、とある練習場でたまたま仲良くなった仲間ということで、久しぶりの再会を楽しんでいらっしゃいました。サッカーの友人は、いったいどこでどう繋がるかわかりませんね。嬉しい、サプライズだったようです。

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そして、廣山さんと話をしていると、練習をみにきていた長年のサバデルファンのおじいさんが「やぁやぁ、あんたら日本人のおかげでサバデルは2部に上がれたんじゃ。是非とも、わしが生きてる間にチームを1部に連れて行ってくれなぁ!」 と話しかけてきました。531-7

このおじさん、バイクでやってきたようですが、「わしはヘルメットもサバデルカラーじゃ!!」と我々のまえにドン!とヘルメットを誇らしげに見せてくれました。「はいはい、応援ありがとうございます!」とお礼を言うと、「じゃ!」と帰っていこうとするのですが、おじいさん、糖尿病で片目がほぼ見えないらしく、鍵を指すのもままならない様子・・・ 「我々が一部に昇格する前に、事故しちゃダメだよ!?」とあわてて注意しなければならない始末・・・・  さすがスペインといったところでしょうか?

そして、練習を終えた後、日本からサバデルをサポートしていただいているお客様を迎えて、サバデル郊外のレストランに食事に出ました。車で20分程度、郊外にむかって移動します。

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町から郊外にむかう緑あふれる道をどんどん進んでいくと、ちょっとした高級住宅街のはずれに、そのレストランはありました。 レストランの外観と入口です。

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そして、一番奥のテーブルにつきました。なかなか雰囲気のあるお店で、よく結婚式のパーティなどに使用されるらしいです。

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おいしい食事をいただいて、お客様にも満足してもらえていればうれしいのですが・・・ ちなみにこの絵が壁にかかっていましたが、

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サグラダファミリアの建設総責任者が書いた絵だそうです。それって日本人だったんでは?と思いましたが、どうやら、日本人彫刻家は:外尾悦郎さんで、彫刻部門の責任者ということだそうです。不覚ながら、この絵を描いた人の名前は忘れてしまいました・・・  残念・・・

で、実は、このレストランでいつも感動するのが、ここのオリーブ。無理を言って、お土産に分けていただいたのですが、

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なんと、1.12ガロン = 4250 ml はぁ??? 4250 ml?? つまりほぼ5kgのオリーブの缶詰!?どうやって持って帰ろう・・・ 飛行機追加料金かかるかなぁ・・・ でも、誰がこんなに食べるの!?