予選リーグから一夜明けたスペイン時間の29日、午前10時からベスト8をかけた負けられない戦い、VSコートジボワール戦が行われました。
我らがレアルジャパンは自分たちより遥かに大きい相手を目の前にし、立ち上がりから得意のパスワークで中盤を支配しようと試みますが、相手がロングボールを多様するためなかなかボールが収まりません。
空中戦では制空権を握られ、攻めこまれます。それを小さい侍たちはチームワークを駆使して必死に守ります。
どうにかボールを前に運ぼうとしますが、さすがに決勝リーグだけあって跳ね返されてしまいます。
そんな我慢の25分を耐え前半が終了。
選手たちがあまりにもいつものらしさがないため、楽しめばいいんだよの声の元グランドに送り出します。
すると相手の疲れもあり、自分たちのパスが魂を吹き替えします。
観客も徐々に小さい侍たちがあまりにも闘志を見せるので、次第に応援がレアルジャパンに傾きます。
そんなリズムの中、カウンターからまさかの失点。
これにはさすがに一度気持ちが落ちましたがすぐに切り替え、そこからは一方的に攻め続けます。
ですが、相手の代表キーパーに全く隙がなくゴールネットを最後まで揺らすことが出来ずにベスト16で敗退となりました。
選手たちは試合後、大号泣。悔しくて悔しくて、涙が止まることはありませんでした。
ですがこの敗戦は選手たちにとって必ず意味があるはずです。
必ずこの経験が将来活きてくるはずです。
悔しさから学んだもの、そして世界の舞台で通用した技術。
あの試合後の観客席からの拍手がすべてを物語っています。
すべてを背負ってマドリードに乗り込んで込みましょう!
追伸:
コートジボアールは我々との対戦後、ビジャレアルと決勝トーナメント2戦目を戦い、1-0で勝利し、3月30日にマンチェスターUと対戦します。もし、コートジボアールがマンUに勝利すると、バルサとアヤックスの勝者と決勝戦を戦うことになります! 世界まで、あと一歩でした!!